介護→看護への復職。

今年の夏から考えていたことに、施設ナースとして働いてみたいというものがある。そしてそのために、看護の復習を少しづつ進めてもいた。
 経験が浅いとはいえ、いちおう元看護師。病院と現代医療がどうも好きになれず、やめてからこの4〜5年は介護の仕事をしてきた。その間に、介護福祉士の免許も取得した。

不確実ないまの時代に、今後のことも考えて介護以外の仕事をできるようになっておきたい、という思いもあった。また、不眠症のためにもう夜勤ができないという思いがあり、日勤だけでできるだけ稼げるようになりたいと考えていた。

そうした思いから、今度は看護派遣の仕事を紹介してもらうことになった。派遣会社はこれまでにも世話になってきた“レバウェル”である。
 書類選考で落とされ、先日ようやく一つの施設に顔合わせの面接まで進むことができた。自分の看護師としての貧弱な経歴をおもえば、面接ではおもわず怯んでしまう。 
 とはいえ、看護師をやめて介護で働いていたことが珍しがられ、また評価された?のか採用されることになった。
 たしかに、わたしには介護が看護師に対して感じている不満がよく分かっているし、その逆も理解できる。派遣の担当者もいっていたが、わたしのように看護師をやめて介護職で働き、また看護師に戻るという例はまずないらしい。それでは、元看護師たちはいったいどこで働いているのだろうか? と疑問に思う。

看護派遣の担当者によると、求人数の割合は、介護施設が6に対して病院が3、クリニックが1というものらしい。
 派遣で働くのは“入口”であり、もしそこでやっていけそうだと思えば、常勤への転換も視野に入れたいところだ。しかしもし施設のナースとして働くことも難しければ、その時はまた介護の仕事に戻るのだろうか。
 とりあえずやってみて、それからまた考えたいと思う。どのくらい続けるのか分からないが、心がけたいことは「これだけの期間働こう」という期間で捉えるのではなく、これこれこういうスキルを身につける、という具体的な目標を念頭におきながら、来年からは働きたいと思っている。



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