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チェスとレート戦

チェスドットコム(略してチェスコム)というサイトで、対人戦にデビューして一ヶ月以上がたった。
 これまで40回くらい対局してきて、戦績はおもわしくない。今では負け試合の方がずっと多い。自分のレートは下がりに下がって、いまでは700代後半。このあたりが自分の実力なのだろうと観念している。概ね平均的なチェスプレーヤーの実力ということだ。

対戦相手の戦績を見てみると、何百とプレイしていることがわかる。そもそも場数が違うようだ。これまで私は、「いたずらに対局するより、一戦一戦を大切にしたい」と考えていたが、その考えを改めることにした。とにかく毎日チェスにふれることが大事だと考えている。
 YouTubeのチェス実況者である“ルセナ”さんも、上達するためには対人戦と棋譜解析が重要と述べていた。同時に、タクティクスも欠かせないと。もっとも、ルセナさんは「リチェス」というサイトを勧めていたのだが、私はチェスドットコムを選んでしまっているので、まずはこのサイトでどれだけ上達するか続けてみたいところだ。初心者初級者のうちは、いたずらに他のサイトに手を出すより、一つのサイトの中でやり込んだほうがいいと思っている。
 まずは対局、そして局後検討をやる。その上で、レッスン(チェス講座のようなもの)やタクティクスをあくまで補助的に活用することに転換した。だから、最近の生活は仕事終わりに一戦をまじえ、休憩時間にはタクティクスの問題をとき、休日にレッスンをやる、という感じだ。

その一方で、タクティクスの方は好調で、250問以上解いてきてレート1600を超えた。チェスコムではタクティクスの問題にもレート戦の概念があり、短時間に正答すればレートが上昇する仕組みになっている。これに比べたら、対人戦でレートを上げて強くなることはずっと難しいと感じている。

チェスではどうしても、勝った負けたの勝敗がはっきりしてしまうので、どちらかが苦い思いをすることになる。レートの上げ下げを気にするのは苦痛である。そういうことを気にすることなく、自分のなかでどれだけ上達したかを考えるべきなのだと思う。
 まずは、次の年会費の更新時期までにどれだけ上達するのか、今年の10月くらいまでに様子を見たいと思う。その結果しだいで、チェスとの関わり方をまたどうするのか考えていきたい。

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