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仙台89ers:2021-22シーズン 第19節(代替試合:4/27 Home Game vs青森 at 塩釜ガス体育館)プレビュー+B2プレイオフ展望

◯B2プレイオフの展望

前節をもって本来であればレギュラーシーズンは終了、プレイオフの組み合わせも決まっていたはずですが、シーズン中の中止・消滅試合の多発によって、各クラブともこの水曜日や週末にかけて多くの代替試合が開催される予定となっています。

第32節終了時の勝敗表は下記の通り。

第32節終了時勝敗表

ツイッターでも放流しましたが、各クラブの残りGameを踏まえたプレイオフのシード争いをまとめてみましたので以下に。

①1位間順位争い

FE名古屋が既に東地区1位とシード順1位が確定。

以下の条件を満たすと香川が西地区1位
①香川1勝以上
②香川2敗かつ熊本2勝1敗以下

以下の条件を満たすと熊本が西地区1位
①熊本3勝かつ香川2敗

②2位間順位争い

仙台が東地区2位を確定、すなわちシード3位or4位も確定。

以下の条件を満たすと仙台がシード3位
①仙台2勝1敗以上
②仙台1勝2敗かつ熊本が2勝1敗以下
③仙台1勝2敗かつ西宮が香川に2勝
(香川は2位以上が確定しているため)
④仙台3敗かつ熊本1勝2敗以下かつ西宮2勝1敗以下

以下の条件を満たすと熊本がシード3位
①熊本3勝かつ香川1勝1敗以上かつ仙台1勝2敗以下
②熊本2勝1敗かつ香川1勝1敗かつ仙台3敗
③熊本2勝1敗かつ香川2敗かつ西宮2勝1敗かつ仙台3敗

以下の条件を満たすと西宮がシード3位
①西宮3勝かつ熊本2勝1敗以下かつ仙台3敗

以下の条件を満たすと香川がシード3位
①香川2敗かつ熊本3勝かつ仙台3敗

③3位間順位争い

福島が東地区3位を確定、すなわちシード5位or6位も確定。

以下のいずれかを満たすと福島がシード5位
①福島1勝かつ西宮1勝2敗以下または熊本1勝2敗以下
②福島1敗かつ西宮3敗または熊本3敗

以下のいずれかを満たすと熊本がシード5位
①熊本2勝1敗かつ西宮3勝
②熊本1勝2敗かつ西宮2勝1敗以上かつ福島1敗

以下のいずれかを満たすと西宮がシード5位
①西宮3勝かつ熊本3勝
②西宮2勝1敗かつ熊本2勝1敗以上
③西宮1勝2敗かつ熊本1勝2敗以上かつ福島1敗

④ワイルドカード間順位争い

越谷、佐賀はそれぞれ地区4位確定、すなわちシード7位or8位も確定。

以下の条件を満たすと越谷がシード7位
①越谷2勝かつ佐賀1勝2敗以下
②越谷1勝1敗かつ佐賀3敗

以下の条件を満たすと佐賀がシード7位
①佐賀2勝1敗以上
②佐賀1勝2敗かつ越谷1勝1敗以下
③佐賀3敗かつ越谷2敗


いろいろあった今季レギュラーシーズンも今週で終わりですが、最後まで駆け抜けていきましょう!

◯これまでの仙台

4月後半のプレイオフ順位にも大きく影響を与えるであろうHome福島、Away越谷との4連戦をタフな闘いながら4勝を飾り、他力本願にならず自力で東地区2位の座を獲得することができました。

福島、越谷はそれぞれ中心選手が不在というエクスキューズはあれど、それとは逆に仙台はここにきてようやくロースター選手が全て稼働できる状態までに仕上がってきたことはプレイオフに向けて明るい兆し。

◯青森ワッツ

2週間前にも青森主催の代替開催を闘いましたが、その時はやはりリチャーズが不在の中、青森が示してきたのは徹底した外からの攻撃。その前のWeekday開催の時も同様でしたが、ディフェンスに隙を見せると躊躇なく3Pを放ってくるオフェンスデザインな模様。

その青森を引っ張るのはいつものようにゴールデンルーキー駒沢。先のFE名古屋戦でも次々に3Pを決めてみせ、首位のFE名古屋をも大いに慌てさせておりました。また下山も当たり出したら止まりませんし、野里、門馬、喜久山、臼井、ディクソンなどもどんどん狙ってきます。

インサイドにあまり強みを持てなかったところでのこうした戦い方になっていたのでしょうが、裏を返すと決めきれない時は相手にポゼッションを渡してしまう可能性が高くなってしまうということでもあります。またディフェンス時にインサイドの脆弱性を突かれるとつらい場面も多く見られて、前節東京Zに敗れたGame1なども、徹底してクロフォードにボールを集められたところによるものでした。

しかしその東京ZとのGame2ではリチャーズが満を持して復帰すると、ずっとつきまとっていたインサイドの脆弱性も解消し、下山の7/9という脅威の3P決定数もあって欲しかった欲しかった勝利をゲット、その勢いをもって今節の仙台戦に臨んでくることでしょう。

◯今節の展望

Away越谷戦で東地区2位の座をクリンチし、まずはプレイオフクォーターをHome開催する権利は手中に。しかしシード順については西地区の熾烈な順位争いもあっていまだ未確定。

とはいえ上記プレイオフの展望で整理したように、仙台は自力でシード順3位を確保できる立場とあっては、東地区2位確定で浮かれてはいられず、長いトンネルを抜けてきた青森の勢いをしっかりといなさないといけません。

散々やられてきた3Pへのケアと、リチャーズ復帰によって芯ができた青森インサイドに対して仙台ディフェンス陣がどう対峙するのかが要注目です。

一方、仙台もチームとして3Pが好調ではありますが、田中が一時離脱後からなかなかタッチが戻っていなかったところ、越谷戦でついに1本ではありますが決めることができたので、このGame以降でも放っていくことでプレイオフに向けて感覚を研ぎ澄ませられるとさらに強力になりそう。

外国籍選手も3人揃って大きな怪我もなく来られているのは僥倖、残りのGameも怪我なくおねがいします。

いつも言うことですが、青森は必ずどこかでいつも痛い目に合わせられてきたクラブです。決して侮ることなく驕ることなく対峙して、しっかりと勝利をゲットしてほしいものです。

また今節は2月頭に開催予定だった塩竈でのGameの代替開催を再び塩竈で、ということでクラブのHome Game告知では・・・。

「#リベンジといえば👹」という意味深なハッシュタグ。前回開催予定じのGame Day企画は「荒尾先輩デー」でしたが、いや、まさか・・・?今のところ「荒尾先輩」に関連した告知はありませんが・・・。

それではまた。

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