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まずは学びの幹を育てることが大切と思います。

このブログにご訪問くださいましてありがとうございます。
 
英語講師のHIROMIです。
 
生徒の英検対策に伴走する機会が多く
さまざまな気づきがあります。
 
 
また、最近、大人向けの英検対策のコーチングを
個人でされている方とお話ししていて、
気付きもあり、
何点かシェアさせていただきたいと思いました。

よろしければお付き合いください。
 
 英検、大学入試、TOEIC。。。
いろいろと英語の試験はありますが、
 
「使うこと」「発信すること」を
意識した学習は、根を深く張り
非常に強力だということです。
 
ある英検コーチのかたとお話ししていて、
「英検1級を受験される方は、
文法は出来上がっている。だから
それよりも攻略を!」
 
という言葉に、実は違和感を覚えてしまった私。
 
それはなぜか。。。

英検は攻略なしには確かに合格できません。
私も生徒の英作文の添削や面接の練習をしながら
そのことはひしひしと感じています。


 ただ、文法など、言葉の運用の根幹にかかわる部分は
おろそかにしてはならないと思うのです。


 文法が出来上がっていないから、あやふやだから、
分詞構文や、分詞、関係代名詞や同格のthatが多用された、
英検1級の長い時は4~5行に渡る長文の構造が見抜けずに
文の途中で意味が分からなくなってしまうということが多い。。。
 
 
大学入試でさらに上位を目指す生徒や
英検上位級の学びに苦戦されている
大人の方をお見受けするにあたり、
そのように普段から感じているからです。
 
 
時代は変わっても、またどんな試験対策でも
やっぱり骨太の土台を育てることに
心を砕くことが大切だと思います。
 
 
 
文法は文章を読み込むことだけではなく、
相手にストレスなく
自分の伝えたいメッセージを伝える
ためにも欠かせません。
 
文法を使って
自分で文章を書いてみる・・・
 
それを使って話してみる・・・
 
繰り返してみる・・・・
 
どんな試験であれ、
試験の根底を流れる
共通項を見抜くこと、
 
自分が見抜いたことを
わかりやすい言葉
借り物ではなく自分の言葉で
伝えてあげること。。。
が指導者としての役割だと
感じています。
 
 
何の試験であるにせよ、
〇〇対策と声高に叫ぶよりむしろ、
試験の根底に流れるメッセージをくみ取ることが
その根の部分を育てることが、
 
遠回りに見えて、
実は着実に力の付く
プロセスなのかもしれません。
 
 
スモールステップで
「できる!」を繰り返しながら成長できるよう、
学びの仕組みづくりをそっと手伝うこと、
 
 
私から学んでくれる生徒諸君が取り組みやすいよう、
取り組みの敷居をまずは低く設定して、
まずは学びの一歩を踏み出せるように
導いてあげることが指導者の役割だと思えてなりません。
 
 
PCDAを回すこと!
回し続ける仕組みを作ること!
根っこを強くすることを
意識していくこと・・・
 
これはどうも英語だけではなく
また、高校生だけではなく、
 
あらゆる学びに、
また大人の学びにも
使えそうな考え方だな、と
そのコーチのかたとの対話を
通じて感じたことでした。
 
 
それでは皆様、よい週末をお過ごしください。


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