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推しが芽生えさせてくれた創作意欲

今回は、一番大好きで、このnoteをはじめるきっかけになった加瀬亮さんのことを書きます。

加瀬さんのことを好きになったのは、今から12年前の1月にスタートしたありふれた奇跡というドラマがきっかけでした。それまで、名前と顔は一致する俳優さんでしたが、正直あまり好きではなかった。「それでもボクはやってない」の第一印象があまりよくなかったのが原因かもしれません。

それが、一転、好きになったのが、このドラマです。

2009年冬期、フジテレビ木曜10時のドラマ。駅で自殺をしようとした男を助けたことをきっかけに知り合った、過去に傷を持つ男女が惹かれ合い、家族の反対に合いながらも、メールを通して愛を育んでいくドラマです。

仲間由紀恵さんと加瀬さんのダブル主演でしたが、加瀬さんの演じた田崎翔太という青年が、不器用で、気が弱くてでも一生懸命な感じにものすごく惹かれました。その時は、テレビに出ている加瀬さんにも重ねて、少し頼りないなあ…でもかわいいな。好き💕くらいだったのですが、その1年半後に流れたspecの無言予告cmの瀬文焚流のビジュアルに、雷に打たれたように、目が釘付けになり、「もうこの人しかいない!」と中毒のようになりました。

瀬文焚流は、田崎翔太とは一転、短気で強気。同じ人が演じているとは思えない程見た目も性格も違っていました。その当時言われていたのが「カメレオン俳優」という代名詞でしたが、いったい、この人はどっちがホントなのだろう?という興味から、それからは過去作を追う日々。見られる出演作品は借りたり買ったりして全部見て、「演技力」という魅力があるのだと初めて知りました。

そして10年余、今も同じ(いや、さらに好きになった)気持ちを持ち続けています。

そこで、創作とどう繋がっていくか。それは、絵を書き始めたきっかけでもあるのですが、初めて行った舞台挨拶(東京オアシスの大阪での舞台挨拶)で、写真がとれず、その時の姿をなんとか絵に書き起こしたかったのに、想うように描けなかった。そして、何を話したかも、しばらく経つと忘れてしまうていたらく。それが悔しくて、似顔絵を片端から描きました。そして、5年後には、すべての出演作品の絵を描いて冊子に仕立てたりもしました。これが、noteにも記事にしたその内容です。

加瀬亮出演作、イラスト&解説2000~2015 https://note.com/hiroome/n/ne495d41ba6f8

その後、冊子を作った同じ年に加瀬さんと直接お話する機会もでき、それを漫画にもしました。

丸亀での出来事

これらは、まさに推しである加瀬さんが描かせてくれた創作です。12年たった今では、さらにレベルアップ。昨年は実現できませんでしたが、加瀬さんの20年の活動(cmも含む出演作)をまとめた原稿を、またこのnoteで発表しようかと考えています。

12年の推し活は、絵だけでなく、舞台挨拶の内容をまとめる力や、東京や大阪へ遠征する勇気など、色んな力を私に目覚めさせてくれました。

地元映画館の映画ファンサークルにも参加し、加瀬さんの素晴らしさを会で語りまくったのが功を奏したのか、一昨年には、地元劇場にもお迎えすることができました。直接加瀬さんに質問もできて、夢のようなひとときを過ごすこともできました。

その12年の推し活動は、約10年やってるブログにその都度記していますが、昨年、よそ見がちで1年も更新が滞ったのはかなりの反省点。でも、私の本流はこちらだと思っているので、今年はしっかりこのブログも更新していきたいです
https://hsht1993.blog.fc2.com/

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