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無名有力の人

今日のおすすめの一冊は、枡野俊明氏の『仕事がはかどる禅習慣』(マガジンハウス)です。「習慣を身につける」というテーマで書いてみました。

本日は、ブログ(メルマガ)を書き始めて4000号となる記念の日です。11年前の8月24日から、毎日書き続けることができました。2009年8月24日、最初に書いたブログはこんな文章でした。

私の大好きな中国の明末の書 「酔古堂剣掃(すいこどうけんそう)」の中の一節より 『野花艶目 不必牡丹 村酒酔人 何須緑蟻』  野花も目に艶(あで)やかなり  必ずしも牡丹(ぼたん)ならず  村酒も人を酔わす 何ぞ縁蟻(えんぎ・美酒の異称)を用いん

野に咲く花も目にあでやかである。 必ずしも牡丹(中国の代表的な花)でなければならないことはない。 村の地酒も人を酔わせる。 何も銘酒でなければならないことはない。 人知れずひっそりと野に咲く花に感動し、 無名であるが有力な人々に感奮し 、知られていない珠玉の言葉に酔いしれる…そんな毎日でありたいと思います。

ここでは、「無名有力」という生き方を追い求めよう、という私の決心があります。これは、今でも変わっていません。無名有力とは、まったく世間に知られていない、マスコミでも有名ではないが、力がある人、影響力のある人のことです。

反対に、「有名無力」な人もいます。テレビやマスコミでよく知られている人だが、まったく力がない、影響力は何もない人のことです。そのことを、この詩にある言葉を借りて書きました。

花は、何も有名で目立つ牡丹じゃなくてもいい。野に咲く名も知れぬ花だって美しいのだから。また、酒も有名でなくてもいいのです。名も知れぬ田舎で作った地酒がうなるほど旨かったり、人を酔わせることもあるからです。

無名有力な人生をあゆむことができたら最高です。


本日のブログはこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12607956733.html

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