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楽しめる心があるから

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『正観さんのしあわせ絵言葉』(廣済堂出版)です。その中から「今、目の前にいる人を大切に」という題でブログを書きました。

本書の中に「楽しめる心があるから」という心に響く文章がありました。

《楽しめるのは、楽しい場所だからではなく、楽しめる心があるから》(小林正観)

もともとは旅行作家だった正観さんは、楽しいといわれる観光地をたくさん知っていました。しかし、もし楽しめる心がなかったら、どこに行っても楽しむことはできません。 正観さんはいろんなツアーを企画していたからこそ、それがわかっていたのでしょう。 

幸せを感じられる人は、どんなところに行っても幸せを感じられます。 今、目の前のことに感謝できる人は、どこに行っても感謝して生きることができるのです。 「楽しいところ」を探して行くのもいいのですが、それ以上に楽しめる感性、そして感謝できる感性、心を養うことが大切ということのようです。 

正観さんと行動をともにしていると、みんなに楽しんでもらいたいと思い、行動をしているとつくづく感じました。 しかし、幸せも楽しさも、外部から与えられるものではありません。 自らの心にその気持ちがなければ、どこに行っても、楽しむことも、幸せになることもできません。 

多くの心理学の本が出版されている中、いまだに正観さんの本は愛され続けています。 ただ心の仕組みを伝えるだけではなく、正観さんの言葉の根底には深い優しさがあるように感じます。 喜ばれる存在の実践者として、自らそのように生きたからこそ、今でも多くの人々の心に響く言葉になっているのだと思います。(解説・斉灯サトル)

人生を楽しむことができる人は、どんな場所に行っても楽しむことができる。例えば予約したお店がハズレだとしても、文句をいわず、それをサカナにワイワイ楽しむことができる。

魂が天に帰るとき、神様から聞かれる質問があるという。それが、「人生を楽しんできましたか」。まさに、「楽しめるのは、楽しい場所だからではなく、楽しめる心があるから」という正観さんの言葉の通りだ。

どんなことが起こっても、人生を楽しめる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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