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人生をつまんなくしてるのは、 自分

今日のおすすめの一冊は、『1分で心が震えるプロの言葉100』(上阪徹/東洋経済新報社)です。その中から、養老孟司氏の『大事なのは「勇気」』という題でブログを書きました。

本書の中に、所ジョージ氏の「人生をつまんなくしてるのは、 自分」という心に響く言葉がありました。

《結局ね、 自分の考えひとつなのよ。 人生をつまんなくしてるのは、 自分なの。》(所ジョージ)

高校卒業後、造園会社で働いていたが、父親の勧めで大学進学。ところが1年で除籍に。 「ちゃんと学校には行ってたんですよ。でも、2年に進級するための必修科目を取ってなかったんです。これでは、どんなに頑張ったって2年生にはなれない(笑)」
普通ならメゲるかもしれない。落ち込むかもしれない。しかし、所さんは違った。イベントにしてしまうのだ。これは、何かのきっかけだ、人生の転機だ、と。「いろんなことで泣く人は、自分をいい位置に置いているから泣いちゃうわけ。もともと自分は愚かで、愚にもつかない人間だと思っていれば、笑えるのね」
人はそもそも愚か。みんなが賛同することは往々にして大したことはない。それより極端が面白い。昔からそう思っていたという。
「それで大学をやめてデモテープを作ってレコード会社に送ったら、いろんな人が面白がってくれた。訳わかんない歌だったんだけど」 スマートなことばかり求めようとするから、つまらなくなる、と所さんは語る。
「結局ね、自分の考えひとつなのよ。人生をつまんなくしてるのは、自分なの。会社だって仕事だって同じ。そして、お金がなければ楽しいことはできないと勝手に思い込んでる」
 デビューの頃から、自分が世界で一番幸せだと思っていた。給料が7万円のときも。「給料だと思えば安いけど、小遣いだと思えば、7万円はすごいじゃん(笑)」 いろいろなものの価値を勝手に決めているのは、まさに自分なのだ。

不便さを楽しんだり、つまらない出来事を面白がったりできる人は、それだけで魅力的です。誰もが落ち込んだり、不平不満をいうような状況でも、それを笑いに変えることができるからです。すぐにキリキリして、怒ったり、他人を非難する人は好かれません。

嫌なことも、めげることも、つまらないことも、それを自分のイベントとして捉えることができれば、心に余裕ができます。目の前に転がっている日常を、面白がって楽しめる人でありたいと思います。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


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