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心の知能指数(EQ)を高めよう

今日のおすすめの一冊は、ナイジェル・カンバーランド氏の『成功者がしている100の習慣』(ダイヤモンド社)です。その中から「いつでも新しいことに挑戦する」という題でブログを書きました。

本書の中に「心の知能指数(EQ)を高めよう」という心に響く文章がありました。

《成功する人は相手の立場で物事を考え、 成功しない人は自分の立場で物事を考える》
何も考えずに暴言を吐く、すぐにカッとなって頭に血が上る、嫉妬心から誰かを傷つけるような態度をとる…感情のコントロールができない人は、せっかくの成功のチャンスを逃してしまいます。ちょっとした感情の狂いが、人生の勝者になるか敗者になるかの分かれ目になります。
心の知能指数(EQ)の低さを示す例は、私たちの身近にあります。電車やバスの中で言い争いをしている人、人目を気にせず子供をキツく叱りつける親、汚い言葉で上司を罵りながら辞表を叩きつける従業員。 高いEQは、バランスのとれた、充実した人生を送るために不可欠です。
それは恋愛や家庭、職場での人間関係を良好に保つために欠かせません。たった一度、感情を抑えきれなかったことで、仕事や結婚を台無しにすることは十分にありえます。 厨房でスタッフに怒鳴り散らすことで有名な毒舌シェフ、ゴードン・ラムゼイのように なりたい人はいないでしょう。
でも、実際に他人を悲しませたり、傷つけたり、恐れさせたりしないようにするのは簡単ではありません。怒りを感じたときは、感情に任せて衝動的な言動をとらないように、コントロールする術を学ばなければなりません。
感情を爆発させて周りに迷惑をかけてしまえば、そのことを申し訳なく思いながら生きていくことになってしまいます。 EQや共感が高い人は、他人の立場で物事を考えます。感情に流されないので、問題に冷静に対処できます。それは周りの人を幸せにし、成功を引き寄せる態度であり、生き方なのです。

EQは感情知能指数、CQは好奇心指数、PQは情熱指数、CQは創造性指数、そしてIQは知能指数です。

EQ(educational quotient/クオシエント)は「心の知能指数」と言われています。EQが高い人は、客観的に自分を評価することができます。すぐにカーッとなってしまうのは、客観的になれないからです。

そして、EQの高い人は、聞き上手であります。人の話を聞くのは自分が話したい気持ちをコントロールできるのですから、これも客観的になれるということです。EQが高いとなにごとにおいても寛容です。おもいやりの心も高いので、人間関係での波風がたちません。

他の特徴として「柔軟性がある」「素直」「粘り強い」「ストレス耐性がある」「共感力がある」等々です。逆に、EQが低い人はこの反対なので、人間関係でのトラブルをいつも抱えることになります。

EQを高めることができる人でありたいと思います。

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