今日のおすすめの一冊は、ホイチョイ・プロダクションズの『戦略おべっか』(講談社)です。その中から「気配りのすすめ」という題でブログを書きました。
本書の中に『人は「理」ではなく「情」で動く』という心に響く文章がありました。
秀吉は、「人たらし」と呼ばれ、「戦略おべっか」の達人だった。「人たらし」、の本来の意味は人をだますことだが、人懐(ひとなつ)っこくて、相手を味方につけるのが上手な人のことでもある。
同様に、「おべっか」も、人の機嫌をとったり、へつらうという悪い意味で使うが、ここでの「戦略おべっか」は、意図して行う気くばりや、人を喜ばせたり、サプライズすることを言う。
人は、崖っぷちに追いつめられたときは、「理」ではなく「情」で動く。「情」は時代を超えてなお、人を動かす最大の感情だ。殺伐とした現代、今こそ、この「情」や「気くばり」を身につけたい。
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