見出し画像

他人から選ばれるのを待つのはやめよう

今日のおすすめの一冊は、セス・ゴーディン氏の『「見えてる人」になるたった1つの法則』(実業之日本社)です。その中から「まずは何かをスタートさせる」という題でブログを書きました。

本書の中に「他人から選ばれるのを待つのはやめよう」という心に響く文章がありました。

人々は今もなお、間違った思い込みを持ち続けている。自分が何か事をなすには、誰かに選ばれるのを待っていなければいけないという思い込みだ。 

作家は、エージェントに選ばれるのを待ち、出版社に選ばれるのを待つ。その後、メディアにアピールし、やっと最終的に本を読んでくれる読者に声が届けられる。 

起業家は、ベンチャーキャピタルや投資家が選んでくれるのを待っている。明日から実際に仕事を始めるためには、自分のビジネスの価値に社会的な評価を下す、投資家の判断が必要だ。 

従業員は、選ばれて昇進するのを待っている。そのために会議に出席し、声高に発言する。 

「私を選んでください!」と訴えることは、第三者に主導権や責任を明け渡すことだ。 もし選ばれなかったら、選ばなかったほうが悪いのであって、あなたが悪いのではない。だから主導権はあなたにはない。 

もし選ばれたとしても、選んだほうがあなたを正しく評価したのであって、これもあなたに主導権はない。 

他人から選ばれるのを待つのはやめよう。主導権を自らとり、自分で自分を選ぼう。

「頼まれごと」が大事だという話がある。それを勘違いして、「頼まれごと」がくるまでずっと何もしないで待っている人がいる。

日頃、人の喜ぶことをしている人、人に与えることをしている人、損得を考えず人のために動いている人に、「頼まれごと」がやってくる。自分がどんな人に「頼む」かを考えてみればわかる。

それは、頼みやすい人、つまり、頼みやすい顔をしている人だ。いつも不機嫌で、仏頂面で、怒りっぽくて、暗い人に、何か重要なことを「頼む」人はいない。いつも、明るくて、ニコニコしていて、気持よく引き受けてくれる人、腰が軽くてすぐに動いてくれる人、に「頼む」に決まっている。

「人に選ばれる」のも同じだ。いつも動いている人、選ばれるような地道な努力をしている人が選ばれるのは当然だ。何もしないで待っているだけでは、絶対に選ばれないし、頼まれごともやってこない。

他人から選ばれるのを待つのはやめて、常に、努力し続け、行動し続ける人でありたい。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?