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あいづち名人になれ!

今日のおすすめの一冊は、伊藤守氏の『コーチングを学べ!』(ディスカヴァー)です。その中から『「ひたすら聞く」そこから始まる』という題でブログを書きました。

本書のなかに「あいづち名人になれ」という素敵な文章がありました。

基本的に、みんな人の話は聞きたくない。人の話を聞くよりは、自分の話を聞いてほしいと思っている。頭では人の話を聞いたほうがいいと思っていても、実際には聞くゆとりがないのだ。
誰かが話しかけてきても、頭の中は自分の仕事のことで一杯。あいづちを打ってはいても、うわの空で聞いているふりだけしているということはよくあるだろう?
同時に、人を目の前にすると、自分が何か話しかけなければならない、何か気のきいたことを言わなければならない、などと、ほぼ自動的に考えてしまう。どうすれば、人の話を聞くことができるのだろうか。
相手の話を聞くというのは、言い換えれば、相手に話させるということ。そこで「あいづち」をじょうずに打つスキルを紹介しよう。あいづちひとつで、相手の気持ちは大きく変わる。きみが話していて、相手が「はあ」とか「ふ~ん」などと気のない反応を返してきたら、どうだろう?話す気がなくなるはずだ。
「ぜひ、きみの話を聞きたいんだ!」というメッセージが伝わるように、声の大きさ、トーン、顔の表情、タイミング、言葉の選択に気を配って、あいづちを打とう。
【相手を話す気にされる「あいづち」のいろいろ】「へぇーっ!そうですか」「それは面白いですね」「驚いちゃいますね」「うん、うん、それで?」「素晴らしい!」「それは大変!」「すごい!」「それはつらいですねえ」

「あの人と話していると楽しい」、「あの人は話し上手だ」というときは、たいてい自分が多くしゃべっています。つまり、話し上手ではなく、聞き上手なんです。相手を気持ちよくしゃべらせることができる人ということです。そういう人は「あいづち」が上手です。

あいづち名人を目指したいものです。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす

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