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真面目で誠実で楽しい人

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 一人道』(マキノ出版)です。その中から「1000年の人生」という題でブログを書きました。

本書の中から斎藤一人さんの「真面目で誠実で楽しい人」という素敵な話をシェアします。

発展途上国で医師の仕事をしている人が、以前こんなことを言っていたんだけど。「毎日、患者さんに少しでもよくなって欲しいという思いを支えにがんばっていますが、診察を終えると疲れ果ててしまい、自分のことが何もできません」
このかたはとても立派だけど、多分、人のことばかりかわいがって、肝腎の自分をかわいがっていないんだよね。だから疲れ果ててしまうわけです。こういう人は、恋人を作るとか、考えただけで楽しくなるような、ワクワクすることを生活に取り入れるといいよ。人助けに命を懸けるのはすごく立派だけど、立派だけでは、聞いているこちらまで苦しくなってくるんです。
立派に生きるのは素晴らしい。でもね、「立派で楽しい」は最高にすばらしい。立派であることの前に、まずは楽しむこと。楽しめば心にゆとりも生まれるから、どんなに忙しくたって疲れないんだ。自分を放っておいて、人にばかり親切にしすぎちゃダメだよ。自分にも同じくらい親切にしなきゃ、あなたがかわいそうだからね。
なんでもそうだけどね、とにかく気楽に考えること。真面目な人は特に、いつも「気楽、気楽」って思いながら生きるといいですよ。一人さんはふとどき不埒(ふらち)な公言しているのですが、そんな私はこう見えて、すごく真面目で誠実なの(笑)。そのうえ楽しいことが人一倍好きで、自分で言うのもなんだけど、楽しいことをいっぱい知っているから女性にモテるんです(笑)。
真面目や誠実と聞くと、世間では「堅物でおもしろくない」という先入観があるから、女性にモテそうにないイメージがあるよね。だけどそれって、真面目で誠実で重いからモテないだけなの。真面目や誠実なこと自体が嫌われるわけじゃないんです。真面目で誠実な人が、たまにふざけたことなんかもして気楽に生きていたら、絶対モテるよ。こういう振れ幅の大きい人って一緒にいて楽しいから、モテないほうがおかしい。現に、一人さんがそうなの(笑)。
真面目なあなたが気楽に生き始めると、魅力があふれて、周りは絶対に放っておきません。そうすると、人間関係も仕事も断然うまくいき始めるから、そもそも人に嫉妬することすらなくなるんじゃないかな。

多くの人は真面目なあまり、「深刻」になってしまいます。深刻な人がいると、まわりがドンヨリとしてきます。重くなってしまうのです。本当は「深刻」ではなく「真剣」がいいのです。本当に真剣な人は、軽いです。軽いという言葉の前に「あ」をつけると、「あかるい」になります。つまり、軽い人は、明るいということです。

人は、重い人より、明るい(軽い)人に魅(ひ)かれます。真面目で誠実で、そして楽しい人をめざしたいものです。

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