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好ましいことばのみを語れ

今日のおすすめの一冊は、北川八郎氏の『あなたを苦から救う お釈迦さまのことば』(高木書房)です。その中から「善き人と交わろう」という題でブログを書きました。

本書の中に「好ましいことばのみを語れ」という、心に響く一節がありました。

釈尊はいわれる。「自分を苦しめず、他の人を傷つけないことばのみを語れ、好ましいことばのみを語れ、そのことばは人々に歓び迎えられる。真実(のことば)は実に不滅のことばである。偽りを語るな。」
釈尊のいわれる好ましいことばとは…
一、人を励ますことば
二、その人の魂を高めるようなことば(祈りのことば)
三、その人の運を高めるようなことば
四、その人を健康にするようなことば
五、病気が治るようなことば、傷みと苦が軽く、そして苦がなくなるようなことば
否定的なことばや、誇りを傷つけることばや、人を傷つけることばは私たちの運気を削ぎ、苦と悩みをもたらす。このことを知って、良きことば、良き例をいつも口にするならば、多くの人々から歓び迎えられる。
では、釈尊のいわれる他人を害することばを考えてみよう。
一、怒りに満ちたことば
二、嘘、いつわりのことば
三、軽蔑のことば
四、中傷や恨みのことば
五、人を嫌うことば

「好ましいことば」は、人を元気にし、明るく笑顔にさせてくれます。反対に「他人を害することば」は、人の気持ちを冷やし、元気をなくさせ、暗く不機嫌にさせます。ことばは、他人に発しているようですが、そのことばは自分が一番聞いているのです。

だから「他人を害することば」は「自分を害することば」であり、「好ましいことば」は「自分を明るく元気」にさせることばでもあるのです。どんなときも、運を高め、元気になる「好ましいことば」を使いたいものです。

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