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実践者になること

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『で、何が問題なんですか』(弘園社)です。その中から「修行はどこでもできる」という題でブログを書きました。

本書の中に「実践者になること」という心に響く言葉がありました。

「世の中にこういうイヤな人がいるじゃないか、社会現象にこんなイヤな現象があるじ ゃないか」って評論しなさいと言ってるんではなくて、大事なことは、「私」がどう実践 をしながら生きているか、ということだけなんです。
不幸であるとか、悲劇であるとか、 ひどいことであるとか、って現象を指でさし示して論評、評価することには何にも意味がないんですね。その現象を見て、私が何をするかだけなんですね。それを神は「私」へ の問題として問いかけている。それだけなんです。
この現象が、宇宙的に正しいのか正しくないのか、ということを言ってるのではないんですね。 どんなことがあっても、それに対して「私」がどう考えるかというだけなんです。
空き缶を捨てる人がいる。そうしたら、私は空き缶を捨てない人間になろう。タバコ を捨てる人がいる。 私は、タバコを捨てない人間になろう。そういう決意をさせるため に、 神は目の前にその現象を見せているんです。
ひどい事件があったときに「私は絶対そういうことをしない」って決意をすることが、宇宙や神から私たち一人ひとりに問われ ていることなんですね。

SNSなどではよく、コメント欄に、自分の意見と違うと、汚い言葉でののしったり、正義感を振りかざして批判する人がいます。相手の意見を変えさせよう、理論でやり込めてしまおう、と強い口調で書かれることが多いです。

しかし、本当に大事なことは、その意見が、自分の行動の中に落とし込まれているかどうかです。ただ批判したり、論評するだけなら、評論家と同じです。テレビの中なら視聴率を取るためにそれもありでしょうが、日常生活では違います。

日常生活では、実践することが一番大事な要素となります。なぜなら、この地球は行動の星だからです。実践という行動がなければ、世の中は一つも変わりません。その人が明るく行動することこそが、共感を呼びます。ただ、わめいたり、批判だけしている人は、段々人が離れていきます。

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