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なめられちゃいけない

今日のおすすめの一冊は、Jam氏の『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)です。ブログでも同名の「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」という題で書いてみました。

我々はさまざまなシーンで、心無い言葉を掛けられたり、理不尽な仕打ちをうけたりします。でも、言っている本人は、意外にも言ったその次の瞬間には忘れていたり、そんなにひどいことをしているという認識はなかったりします。「軽い気持ちで言った」とか「そんなに気にするとは思わなかった」というような感じです。

まあ、ようするに「テフロン」な人です。他人を平気で傷つけるけど、自分はテフロンのように何を言われても傷つかない人のことです。これって、要するに「なめられている」ってことです。平気で他人を傷つける人も、すごい偉い人や、暴力的な人には絶対にそういう仕打ちをしませんから。何を言っても、何をやっても大丈夫な人にだけ、やるってことです。

斎藤一人さんはそれを「なめられちゃいけない」と言っています。

徳川家康ってね、すっごい慎重だったの。 一回ね、崖みたいなところを通ったことがあって。 で、家康って「馬の名人だ」って言われてたの。 だから、家康はどうやってあそこを渡るんだろう、って、みんな見てたの。 そしたら、馬から降りて、馬の後ろから歩いてきたのね。 ハハハ、それぐらい、あの人は用心深い。
ところが、その用心深い家康が、武田信玄が攻めてきたときにね、天下の武田の騎馬隊に猛然とね、突撃かけたんだよね。 それで、一騎打ちしたの。 一生のうち1回ね、アレをやっておいたからナメられなかった。
だけど、ナメられたら終わりなんだよ。 人間、いつもおとなしいだけじゃダメなんだよ。 「丸くとも、ひと角あれや、人心」、と言ってね。 人間、まんマルじゃダメなんだよ。 ここいちばんのとき、「これ、おかしいですよ」って言えないと。
一見すると感謝できないことにも「感謝してます」と言うと、世間が変わり、あなたの人生も変わるよ…ということを、今までわたしは言ってきたんです。でも今、起きている問題は、「感謝してます」では埒(らち)があかないケースがほとんど。 「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を念頭に置いて、答えを出すと、しあわせで、成功するんです。
ナメられちゃイケないと思っていると、やがて自然と、ナメられないで対処できるようになるしね。 威張っちゃイケないと思っていれば、人に威張らない。 この2つができるようになったとき、あなたは本当の実力がついて、世間から絶大なる信頼を勝ちとることができる。 難しい反面、非常にやりがいのある修業だし、ホントに魂が喜ぶような挑戦です。 楽しくワクワクしながら、1日100回「威張っちゃイケない、ナメられちゃイケない」を唱えてみるといいですよ。 (人生に成功したい人が読む本 /PHP文庫)

「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」という人は、ホントにテフロンなんです。自分は決して傷つきません。だから、勝手にこっちだけがヤキモキしたり、悩んだりするのはバカバカしい。で、その元を探っていくと、結局は「なめられている」ってことだと思います。だって、自分より強い人には絶対そいういうことしませんから。


人が良い人がやられちゃうんですね。だから、こちらも、威張っちゃいけないけど、「なめられないように」武装する必要がある(笑)。なかなか、普通は「なめられる」なんてナマナマしい事いう人はいませんが、きれいごとじゃない、実践の姿勢としては本当に大事なことなんだと思います。

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