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と昔はいったけれど

今日のおすすめの一冊は、井上裕之氏の『1日1分中村天風』(青春出版)です。その中から、「凡人の成功法則とは」という題でブログを書きました。

本書の中に「と昔はいったけれど」という心に響く言葉がありました。

《と昔はいったけれど》(中村天風/運命を拓く)より

 「と、昔はいったけれど」。消極的な言葉を言ってしまったら、すぐに打ち消しましょう。 天風先生がこの言葉を紹介してくれているのを知ったときに、これはとても良い習慣だ、と思いました。 

消極的な言葉や感情を、そのまま受け入れることは避けるべきです。 積極的な心の状態に保つために、打ち消しのルールを自分の中に持っておきましょう。 ネガティブさを減らし、ポジティブさで満たされた状態をつくることは大切です。

 積極的な感情を持つと意識していても、ついつい消極的な表現をしてしまうものですが、 後悔してもしかたがないのでうまく対処しましょう。 

「と、昔はいったけれど」の後にポジティブな言葉をつけると、さらに心は積極的な状態 になります。 「めんどくさい。と、昔はいったけれど。やっぱり楽しそう」 ネガティブなことを言ってしまっても打ち消し、ポジティブな言葉に変えてください。 消極的な言葉を変換すると、ポジティブな要素だけが自分の中に溜まっていきます。

《「打ち消し+ポジティブ」でさらに効果アップ》

ポジティブな言葉を使わなければ、と思っていてもついついネガティブなことを言ってしまうことは多いものです。しかし、言ってしまってもすぐに「と昔はいったけれど」と打ち消せば、ネガティブパワーは押し寄せてはこないと言います。

「キャンセル、キャンセル」「今のは無し、無し」とか、打ち消す言葉は他にも色々ありますが、この「と昔はいったけれど」という言葉には、どこか、そこはかとないユーモアと温かみが感じられて、とてもいい感じがします。

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