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偶然の出来事や出会い

今日のおすすめの一冊は、本田直之氏の『思考をやわらかくする授業』(サンクチュアリ出版)です。本書の中から「自分とつり合うような人間が集まる」という題でブログを書きました。

本書の中に「偶然の出来事や出会い」という素敵な文章がありました。

スタンフォード大学、クランボルツ教授のキャリア理論によれば、 「偶然の出来事や出会い。 それを自分の可能性を広げるチャンスとして活かすことが重要だ」 という。 なぜならキャリアの約8割は、予想されなかった偶発的な出来事によって形成されるものだからだそうだ。
つまり「偶然の出会い」をどれだけ多く経験できるか。 その数を増やせば増やすほど、人生や仕事が面白くなっていく確率が上がる。 想定外の誘いを受けたら、あまり深く考えずに流されてみよう。 そのまま流されていく感覚を、僕は「ドリフトを楽しむ」と呼んでいる。
なにが起こるかわからない場所に身を投じることで、やりたいと夢にも思わなかったようなことが、自分のキャリアとして加わることがある。 「合わないと思ったらただちにやめればいい。 合わないと確認できただけでも、流されてみた価値はある」
自然学者ヘラクレイトスは、「万物は流転する」と言いました。 つまり、すべての物事は変化する、ということです。 好むと好まざるとに関わらず、変わり続けなければ、会社も個人も生き残ってはいけないのです。

「頼まれごとを引き受ける」、「人の誘いに乗る」というような、一見すると「人頼り」に見えるようなことを続けることで自ら変化していく、という生き方があります。 運も、チャンスも、幸運も、そして偶然も、人が運んできてくれるものだからです。

「人には添(そ)うて見よ 馬には乗って見よ」という言葉がありますが、 世の中は、経験してみなければ分からないことばかりです。 「ドリフトを楽しむ」という 偶然の出来事を楽しめる人でありたと思うのです。

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