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知識だけでは魅力は身につかない
今日のおすすめの一冊は、マツダ ミヒロ氏の『コミュニティをつくって、自由に生きるという提案』(きずな出版)です。その中から「コミュニティをつくる、ということ」というい題でブログを書きました。
本書の中に「知識だけでは魅力は身につかない」という心に響く文章がありました。
経験には2つの投資方法があります。
(1)深める投資(より専門的に磨く)
(2)広める投資(浅く、たくさんのことを体験する) の2つです。
(1)の深める投資とは、いまおこなっていることを、さらに専門的に磨いていくこと。 たとえば、質問家の私の場合、能力と経験は「質問力」ということになります。 ドイツに質問力のことを学べる学校があると知ったら、そこに行くことにお金を使います。そうすると、より専門性が磨かれて深く語れるようになる。「質問」×「ドイツ」× 「学校」という組み合わせにより差別化され、スペシャルな存在になります。
(2)の広める投資とは、広く浅く、さまざまな体験をするということ。 たとえば私は以前、小さい飛行機の操縦をしたことがあります。 別にパイロットになろうとしたのではなく、「面白いかも」「話のネタになるかも」と思ってのことでした。その後、その体験からの学びを、さまざまな場で伝えることになりました。
そんなふうに、浅くてかまわないので、いろいろな体験をしてみる。普段はしたことがないことに挑戦するということをしてみましょう。浅い経験であっても、人と話をしたときに共通点が見つかりやすくなります。
「気球に乗ったことがある」とか「SUP(スタンドアップパドルボード)をしたことがある」とか、旅先でちょっと体験してみた、ということで十分です。
広める投資、つまり、いろいろな体験をすることが重要な理由は他にもあります。なぜなら経験がない人は、知識があっても魅力はないからです。いくら学んで知識だけを身につけても、人間的な面白味はないということです。
人は、面白い人にしかつながろうとしません。そうでないと、いいコミュニティができていかないのです。これからの時代は、「いかに経験している人なのか」が価値になっていきます。
知識ならばネットでいくらでも得られる時代ですから「それ、知ってる」とか「それ、学んだことがある」というだけでは、魅力的ではありません。だからこそ人が興味を持ち、つながりたいと思う経験に投資していくことが大事です。
深めると広める、どちらの経験も必要です。バランスよくおこないましょう。そうすることで、より魅力ある人になっていきます。経験にお金を使うことは、消費ではありません。リターンが返ってくる投資です。ぜひ、経験に投資していってみてください。
《知識だけでは、人を惹きつける魅力は身につかない》
◆経験の中でも、失敗の経験が多くある人は魅力的だ。失敗は、その人の人生に深さや厚みをもたらすからだ。逆に、失敗したことのない人は、挑戦したことがない人であり、人が挑戦しようとすると、なんだかんだと理屈を言って足を引っ張る。理屈ばかりの、行動がない人の言葉は薄っぺらくて、魅力がない。
人間味があって、面白い人は多くの経験をしている。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす
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