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人を幸せにするもの

今日のおすすめの一冊は、ジェリー・ミンチントン氏の『あなたがなりうる最高のあなたになる方法』(ディスカヴァー)です。その中から「新しいことに挑戦する」という題でブログを書きました。

本書の中に「人を幸せにするもの」という一節がありました。

ほとんどの人は、幸せの度合いは、お金や所有物、ルックスに大きく左右されると思い込んでいます。けれども、よく考えてみれば、必ずしもそうではないことに気づくはずです。みんなが羨(うらや)む高価な物を自由に買えるお金持ちや、だれをも虜(とりこ)にしてしまうような容姿に恵まれた人が、必ずしも幸せな人生を送っているわけではないでしょう?
それどころか、心の内側はみじめで、心配ばかりしている人が少なくありません。では、人を幸せにするものとは何でしょうか?それは人を不幸せにするものと同じ。その人の心の中の思いです。
不幸せになるのは簡単です。生活の中のいやなことばかり、ずっと考えていればいいのです。幸せになるのも同じです。生活の中のいいことばかり、ずっと考えていればいい。単純なことです。
「わたしが不幸なのはいやなことばかり起こるからだ」と言いたくなるかもしれません。でも、だれでも毎日、いいこともあれば悪いこともあります。幸せな生き方を選んだからといって、楽しいことばかりが起こるわけではありません。けれども、幸せな生き方を選んだ人は、毎日いいことを探し求め、それを見つけます。
反対に、不幸せな生き方を選んだ人は、毎日悪いことを探し求め、それを見つけます。ただ、それだけのことです。ヘレン・ケラーが言っています。「顔を太陽に向けましょう。そうすれば、影を見ることはできません」

毎日、幸せで充実した日々を過ごすか、不幸せで不満の日々を過ごすかは、その人の見方や考え方の違いです。誰にでも、嫌なことや悪いことは等分に起こります。これは、容姿がよかろうが、金持ちだろうが、プロスポーツ選手だろうが、みな同じです。

幸せな人と、不幸せな人と、たった一つ違うのが、その嫌なことや悪いことの中から、何を見つめるのか、何に焦点を当てるかです。幸せな人はいいことを見つけ、不幸せな人は悪いことを見つけます。光を見るか、影を見るか、「ただそれだけのこと」です。常に明るい方を見る人でありたいものです。

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