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なぜ、人や自分を殺してはいけないのか

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『変な人が書いた人生の哲学』(PHP研究所)です。その中から「人生の舵はいつも自分が握っている」という題でブログを書きました。

本書の中に「なぜ、人や自分を殺してはいけないのか」という心に響く文章がありました。

なぜ人を殺してはいけないのかというと、これは言わずもがなです。自分も大切な魂、人も大切な魂だからなんです。魂はみんな成長しようと思って生きています。 殺すということは、地球でのその魂の成長を途中で止めるということです。そんなことをしてはいけない。そんな権利は誰にもありません。
この地球は、魂が成長するのに一番適した場所です。なぜなら肉体と魂が一つになっていて、魂が学びやすいからなんです。 向こうの世界は「思い」だけの世界です。だから「フランス料理が食べたい」と 思うだけで、フランス料理を食べたことになります。 思っただけでかなってしまうのが、「思い」の世界なんですね。
でもこの世だと、「フランス料理が食べたい」と思ったら、レストランに行っ て、お金を払わないと料理が食べられません。 肉体や物質をともなわないと、「思い」は実現しないんです。
要するに、この世はできることとできないこと、正しいことと間違っていることを物質を通して見ることができるので、とてもわかりやすい。
それからあの世では人はみな同じランクのは人はみな同じランクの人同士が集まっていますが、この世には素晴らしい人もいるし、ふつうの人もいるし、悪い人もいる。 「あんなふうになりたいな」という手本にできる人もいれば、「あんなになっちゃいけないな」という反面教師にできる人もいるので、上の人から教えてもらったり、下の人に教えたり、成長できるチャンスがたくさんあります。
言ってみれば、この世は学びの道場みたいなところです。 だからこそ、魂は「ここが一番成長しやすい」と思って、一番ピッタリの環境を選んで、わざわざ生まれてきたんです。
殺人とか、自殺は、今世で学ぼうとしている魂の成長を途中で止めてしまうことにほかなりません。 せっかくの学びのチャンスを奪ってしまう。だから絶対やってはいけないんです。

京セラ名誉会長、稲盛和夫氏は、こう語っています。

私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。その根本的な問いかけに、私は真正面から、それは「心を高める」こと、「魂を磨く」ことにあると答えたいと思います。

つまり殺人や自殺するということは、人生の目的である「心を高めること」と「魂を磨くこと」をそこで断ってしまうことです。わざわざ、この世に生まれてきた、『人生の目的』を奪うことなんです。だからこそ、絶対にやってはいけないことが「殺人」と「自殺」ということになります。

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