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読書の習慣

今日のおすすめの一冊は、ナイジェル・カンバーランド氏の『成功者がしている100の習慣』(ダイヤモンド社)です。その中から「嫌な言葉をうまく受け流す」という題でブログを書きました。

本書の中に「読書の習慣」という心に響く言葉がありました。

《成功する人は本を読んで知見を広げ、成功しない人は読書習慣がないため視野が狭い》
本のページに印刷された文字を読むことで、私はどれほど新しい世界を知り、豊かになっただろうか。 本は、一冊の中のわずか三ページで、読者の人生を変えることができるのだ」(エモーク・ブラッチ /アメリカの書店経営者)
ピュー研究所とイギリス政府の統計によると、読書習慣がある人はアメリカ人の五五%、 イギリス人の六五%しかいません。 本をまったく読まずに、真に成功した人生を送るのは 至難の業だと言えます。 なぜなら、読書は世の中や自分自身への理解をとてつもなく深めてくれるものだからです。
作家のオスカー・ワイルドも、「実用的な目的のない読書の積み重ねが、人をつくる」と述べています。
読む本は、フィクションでもノンフィクションでもかまいません。 分厚い本を読むのも良いですが、薄い本や新聞、雑誌、ブログでも問題ありません。 重要なのは、心の栄養となり、アイデアや高揚感を与えてくれるような文章に触れることです。
読書は、目の前に 新たな世界を広げてくれます。 私たちは著者の経験を通して、新しい視点を得ることができます。 仕事や勉強など、自分の専門分野の本を読むことで、他者との会話や議論を深く豊かな ものにでき、最新の知識も得られます。 意思決定やクリエイティブなブレーンストーミン グの場に、積極的に参加できるようにもなるでしょう。 読書によって、私たちは物事を広く、深く理解できるようになるのです。
《読書は、目の前に新たな世界を広げてくれる。 私たちは著者の経験を通して、新しい視点を得ることができる》 ...reading gives you a broader and deeper understanding of things.

読書の習慣がない人は多いです。それは、現代人がますます忙しくなっているからということも言えます。なにしろ、現代人が一日に受け取る情報量は、江戸時代の1年分だと言われているからです。読書まで行き着かない、というのが本音だと思います。

しかし、それでもなお読書は大事です。今すぐには役立たなくても、それが積み重なると、教養という厖大な「知」がたまってくるからです。発想力や創造力は、何もないところからは生まれません。つまり、「知」の蓄積がゼロだったら、ゼロの発想力や創造力しか生まれないということです。

そんな忙しい現代人に有効な読書法が、「アウトプット読書法」です。読んだ本の内容や感想、サマリーなど何でもいいので、それを自分のSNSで発信することです。アウトプットすれば、必ずインプットが必要となります。それが「アウトプット読書法」です。

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