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斎藤一人さんの処世訓

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 変な人が書いた人生の哲学』(PHP文庫)です。この本の中から『嫌な人に対して「嫌」と言える人に』というテーマで書きました。

自己啓発本では、普通、『嫌な人に対して「嫌」と言おう!』というようなことはなかなか書きません。なぜかというと、『「嫌な人」っていうけど、あなたも結構、嫌な人だけど』みたいな反論や考え方をする人がいるからです。でも、一人さんはあえてその危険を冒して(笑)、大多数の「人のいい人」に向けて書いてます。

これと同じように、一人さんが危険を冒して書いた文章があります(笑)。
人はね、どういう目的があって生まれるんですかっていうと、魂の成長なんです。魂の成長のなかでいちばん、地球でしかできないこと、それが人間関係と経済関係なんです。だから、まず人間関係。人間関係がああ嫌だ、こう嫌だ、っていう人は、ほんとうの理由は、あなたがなめられているんです。なめられているとどこ行っても、なめられる人はなめられる。どこ行っても楽しくないですよ。
だから、頭の中に「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」。なめられている人は、なめられちゃいけないっていうのが脳に入ってないの。だから1日100回くらい「いばっちゃいけない、なめられちゃいけない」って言っていると、そういうときにどういう態度をとったらなめられないか、ってサッと脳はやってくれますからね。
もし職場でなめられている人は、この問題を解決するためにこの職場にいるんだから、その職場でなめられないようになってから、よそへいったほうがいいですよ。それで、なめられなくなればその職場にいても楽しいということですよ。『ゆほびかGOLD vol.17』(マキノ出版ムック)より

という、「なめられちゃいけない」という話です。これも、人生において本当に大事な話だと思いますが、他の自己啓発本には書かれていません。なぜかというと、これもさきほどと同じで、絶対になめられないような高圧的で傷つかないような人がいるからです。その人を思い浮かべると、これ書けないな、となるのです。

ですから、大多数の「人のいい人」に向けて書く斎藤一人さんて、本当に優しいと思います。そして危険をかえりみず書いてくれる一人さんは、本当に勇気があると思います。

「嫌な人には嫌という」「いばっちゃいけないけど、なめられちゃいけない」この二つは生きてくうえにおいての大事な処世訓ですね。

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