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斎藤一人さんの未来予測

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 魅力的な人になるためのヒント』(ぴあ)です。その中から「魅力的な人になるために」という題でブログを書きました。

本書の中に、一人さんの「未来の予測」という興味深い話がありました。

20世紀の終わりに、将来食糧難で半分は餓死するって言ってた人がいるんだよ。よく見てごらん、半分はデブになってる(笑)。石油もなくなるって話だけど、まだ十分にあるよね。「このままいくと、これからこうなる」という予想は、ことごとく外れているんだ。
AIの時代が来たら、働く場所がなくなると不安がっている人がいるけどね。仕事がなくなったら、週休5日どころか、働かなくてもよくなっちゃうんだ。働く人はいっぱい働き、たっぷり稼ぐし、働きたくないならそれでも国が保障してくれる時代が来る。 
これを聞いて、はなゑちゃん(一人さんの弟子)は「私、たくさん働きたい」って言ったけど、そういう人が儲けてくれるから安心なんだよ。 畑仕事も一人で何百人分もAIを使ってできるようになる。工場も、お店も、AIが働いてくれるようになるんだよ。本当に仕事がなければ、国が保障しなくちゃいけなくなっちゃう。
民主主義では、働いてる働いてないに関係なく、1人1票だからね。働かない人が多くなったら、その人たちの票をもらうためには、お金を配るしかなくなっちゃうんだよ。作った品物は、買ってもらわなくちゃいけない。買うためには、お金が必要だからね。配るしかなくなるんだよ。
そのあと、どうなるかというと、1000倍働く人間は、1000倍お金をもらえるようになるの。ただ、そのうち8割は国が持っていっちゃうことになるんだけどね(笑)。働きたい人間はそれでも働くんだよ。 そしてね、恋をするのが仕事になるんだよ。平安時代のようにね。 
今言っていることは、不思議すぎて、信じられない話かもしれない。でもね、何十年後かには、真実がわかるはずだよ。 子どもが生まれたら、毎月手当てがあって、毎月年金がもらえるようになるんだよ。
ただね、それが面白くないって人は、いっぱい働くんだよね。それか、芸術家やスポーツ選手になるの。 「何言ってるんだ、そんな時代なんて来ない」って思うかもしれない。 だけど、食べるのは困らない社会が必ず来る。本当だよ。一人さんが言ったことを覚えておいてください。

嫌々ながら義務感で働いている人は、定年がきたら、スパッと仕事をやめます。また、急に大金が入ったら、定年まえでも早期リタイヤをして、仕事をやめます。しかし、趣味のように仕事を楽しみでしている人は、定年後でも仕事を続けます。もちろん、早期リタイヤなどは絶対にしません。

そもそも、古代ギリシャ時代から、西洋では労働は「苦」とされていました。働くことは、生まれながらに持っている罪を償うための罰であると考えられていたのです。一方、日本人の労働観としては、「働く」を「傍(はた)を楽にする」という深い思想が残っています。つまり、「世のため人のため」という神道の祝詞のりとにある思想です。

だからこそ、いくつになっても仕事をするし、お金の多寡ではなく、世のため人のために仕事をするという人が一定数いるのです。

未来は必ずよくなる、という希望を持って、毎日を一所懸命に働ける人でありたいと思います。

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