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一緒にいるだけでワクワクする人

今日のおすすめの一冊は、キース・キャメロン・スミス氏の『十の分かれ道』(アルファポリス)です。その中から「敬意を払うということ」という題でブログを書きました。

本書の中に「一緒にいるだけでワクワクする人」という素敵な文章があったのでシェアします。

私は、「成功する人」の対比として「失敗する人」という言葉はあえて使わず、「不平不満ばかりの人」といった表現を使っている。不平不満は成功の最大の敵であり、何もかもをぶち壊すほどの力を持つ。実に多くの人たちが、人間関係や仕事、自分の夢までも台無しにして悩み苦しむ姿を、私は長年目にしてきた…すべてはその悪癖のせいなのだ。
成功する人は周りに元気を与えてくれる。彼らがどんな人生を歩んでいるか、これからどんな人間になっていくかを考えるだけで、ワクワクして力が湧いてくるのを実感する。つまり、成功する人というのは、一緒にいるだけでこちらまで気分が高まるのだ。それとは対照的に、いつも不平不満を口にする人というのは、言わば「心の吸血鬼」で、とかく周りの人の元気を奪ってしまう。
成功する人は互いに引き寄せ合い、不満ばかりの人もまた互いに群れていることにお気づきだろうか。類は友を呼ぶという諺は本当なのだ。愚痴を言う人がいると部屋が暗くなり、出ていくと明るくなる。そのわけは、一緒にその不平不満も連れていってくれるからだ。そういった人が集まるとすぐに不幸自慢をはじめて、誰の人生がいちばん惨めか張り合いだすことにお気づきだろうか。
成功者が不満を抱えた人とは一緒にいたがらないのも無理はないのだ。成功者になるということは、「決断」の問題だ。その決断の表れのひとつが、恨み言をやめて、感謝する習慣をつけることだ。成功者がいると部屋が明るくなるのは、彼らの話が人生への感謝に満ちているからで、過去も今も未来も人生の明るい面に目を向けた話し方をするからだ。

不平不満を言う人は、まわりのせいにする他責の人です。他責の人は、否定の人でもあります。否定からはマイナスのエネルギーしか生まれず、人からプラスのエネルギーを奪っていきます。だから、周りが暗くなるんですね。「成功」の反対は、「不平不満」です。「不平不満」の反対は、「感謝」です。

行くところ行くところを明るくする「感謝の人」、ホント素敵ですね。


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