見出し画像

白い目で見られるのを恐れない

今日のおすすめの一冊は、ゲイリー・ジョン・ビショップ氏の『あなたはあなたが使っている言葉でできている』(ディスカヴァー)です。その中から「先がわからないからおもしろい」という題でブログを書きました。

本書の中に「白い目で見られるのを恐れない」という興味深い一節がありました。

《勝ちたいなら、 世間の厳しい目にさらされる意志を 持たなくてはならない。》

先の見えない状況をイヤがるのは、他人に白い目で見られるのが怖いからだ。私たちは仲間から役立たずとみなされ、見知らぬ荒野へ放り出されることを心底から恐れている。
よくわからない状況へ跳び込んだ人は、まわりの人の目には変に映り、「妙なやつ」と 思われる。限界を押し広げて新しいことに取り組もうとすれば、うまくいかないときもある。すると「失敗」の烙印を押される。
《成長したいなら、まわりから愚かで間抜けだと思われることをよしとしなくてはならない。》(エピクテトス)
まわりの常識に縛られたままでは、自分の内に秘めた力をフルに発揮することはできない。逆に言えば、どう見られるかが大事だという考えを捨てるだけで、人生が一夜で一変することもある。
意見に左右されようがされまいが、人生は続いていく。 自分勝手な社会不適合者になって、他人の考えを頭ごなしに否定しろと言ってるんじゃない。ただ、もし勝ちたいなら、世間の冷たい風にさらされ、なおかつそれに動じることがないようにしなくてはならない。
本当に大きなことを成し遂げたいなら、頭がおかしいとか、バカとか、わがままといっ た評判を、ある程度は覚悟しないといけない。 よくわからないものを避ける人には、その覚悟ができない。批評されるのが怖くてたまらない。
ばかや間抜けに見えるのが怖くてたまらない。だから立ち止まる。片方の足が、まやかしという名の釘で床に打ち付けられているのだ。

何か、執念のように何事かを成し遂げる人には狂気があります。狂気のある人は、他人が何を言おうが、どんな目でみようが、一切気になりません。その一事だけに没入するからです。まわりがまったく見えない状態、完全に集中している状態、つまり「フロー」に入っているからです。

「一歩踏み出して白い目で見られよう」という言葉を胸に刻みたいと思います。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?