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人生後半はピークエンドの法則で!

今日のおすすめの一冊は、田中真澄氏の『幸せな人生を歩むための8つの法則』(ぱるす出版)です。この中から「人生後半生の生き方」という題で書きました。

この本の中で一番グッときた言葉は、「人生の前半にいくら立身出世をしたり、功成り名を遂げても、後半生で自己実現を果たさなかったら、それは成功者とはいえない」という言葉です。つまり、定年後、好きなことをして、社会貢献も果たし、自己充実感と自己重要感を味わうことができなかったら、人生は失敗だった、ということになるという話です。

どんなに前半でお金持ちになり有名なったとしても、後半生に、語り合う友がいないとか、人から必要とされない人生だったり、人の役に立っていると実感できないとしたら、それはお金があるとか無いのにかかわらず、失敗の人生になってしまうということです。つまり、「終わり良ければすべて良し」ということ。

これは、マーケティングの考え方にもある「ピークエンドの法則」と同じです。ある出来事を経験したとき、人は感情のピーク(最高潮)とその出来事のエンド(終了時)で、その経験の全体を判断するという法則のことです。だから人生においても、「人生の一番印象的なシーン」と「一番最後(後半生)のシーン」しか思い浮かばないということなんです。

そのために必要なのが、日ごろの勉強だと思います。自分を高め、自分の心を磨くための。そして、それは、後半生になればなるほど、必要なんですよね。もちろん、前半生から勉強の習慣がついていないと、急に後半生になってから勉強を始めるというのは、結構ハードル高いです。でも、勉強の習慣が身に付いていれば鬼に金棒です。年齢を重ねれば重ねるほど、それは加速しますから。

凡人が他の優秀な人と伍してやっていくには、とにかく他の人の倍努力しなければ難しいです。優秀な人の半分しか努力しなくて、成功は倍欲しいとかいうのは虫がよすぎます。そして、世の中に、そんな都合のいい話が転がっているはずがありません。これも、習慣ですね。

ということで、人生の後半生に良きシーンを思い浮かべられるような生き方をしたいなぁ、と。ピークエンドの法則を実践したいです。

今日のブログはこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12614051084.html


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