今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論4』(致知出版)です。その中から「必ず用あり」という題でブログを書きました。
本書の中に「遊行者のごとく生きる」という心に響く文章がありました。
◆無能唱元師の(人蕩術奥儀/致知出版社)の中にこんな文章があった。
人生においては、「余裕」こそ、最も大切であります。では、余裕を得るには、どのようにしたらよいか、というと、それには、人生を楽しもう、と決心することです。
また、自分の人生を一つのゲームである、と思うことです。言い替えれば、あまり真剣に「何が正しいことか?」などということを追求するのをやめて、「明るく、楽しく暮らす」ように考えることです。
「遊行者(ゆぎょうしゃ)」と仏教ではいいます。この世の旅路を、淡々と楽しみながら生きて行こうと心がけることです。人間界にあってなお、空を行く雲のごとくこだわりのない人があったなら、その人はまさに「最高の魅力のある人」と私は呼びたいのです。
遊行者のごとく生きる人、でありたい。
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