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人たらしになりましょう


今日のおすすめの一冊は、西沢泰生氏の『日曜の夜、明日からまた会社かと思った時に読む40の物語』(祥伝社)です。

その中から「ありがとうと言われるように、言うように」というテーマで書きました。

「魅は与によって生じ、求によって滅す」という無能唱元さんの言葉があります。これは、『人蕩(ひとたら)し術』の中にある言葉です。人たらしとは、人を蕩然(とうぜん)とした気分にさせることです。蕩然とは、なすがままのボーッとするようなよい気分のこと。

与えるものは、お金や物品という物質から、心への、気配りや、勇気、元気、そして笑顔があります。満面の笑顔、人をトロトロにさせる笑顔をもらったらメチャクチャ嬉しいですよね。それが赤ちゃんの笑顔。

赤ちゃんの笑顔は、何もできない弱い存在である赤ちゃんが、身を守り育ててもらうための本能的なしぐさだと言われています。つまり、赤ちゃんは笑顔ひとつでこの世を渡っているとも言えます。お金かせげなくても、生きていけるってことです(笑)。

赤ちゃんの笑顔、みんな癒されるんですよね。それなのに、大人になると(特に男性は)この笑顔力が弱くなります。ちょっとでも笑うと損する、って顔してる男性、結構いますものね。本当は、笑顔ひとつで世の中を渡っていけるかもしれないのに、とてももったいないと思います。

せっかく人に親切にしり良いことをしても、怒ったような怖い顔をしてブスっとしていたら、相手から「ありがとう」とは言われません。だって、怖いですから。自分の出来る範囲で、ありがとうと言われることをするって、長い人生においてはとても大事です。それを積み重ねることができるかどうかで、晩年の幸福度が決まってきます。

でも、そのとき、大切なのは、必ず笑顔でいること、ニコニコしているということです。そう、笑顔力を磨き、人たらしになりましょう(笑)。

今日のブログ(3分動画も)はこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12600621820.html


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