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チャンスは勤勉さの裏に隠れている

今日のおすすめの一冊は、セス・ゴーディン氏の『伸びるリーダーはどこが違うか』(ダイヤモンド社)です。その中から「創造的な人」という題でブログを書きました。

本書の中に「チャンスは勤勉さの裏に隠れている」という心に響く文章がありました。

ある若者は、デパートの販売員としてスタートした。彼は昼食をすませると、昼休み中でも仕事に戻った。こうして2か月足らずで、彼は店のマネジャーに昇進した。彼の名前はJ・C・ペ ニーだ。やがて彼は、1500店を有するJ・C・ペニーのチェーンを作り上げたのである。
◆1995年、ミック・シュミットは一人の選手としてはかつてない最多の投票数で野球の殿堂入りした。彼は、メジャーリーグの3塁手として誰よりも多くのホームランを打ち、ナショナル リーグの最優秀選手に3度選ばれ、ゴールドグラブを10回獲得した。 「私のことを単にラッキーな選手だと思い込んでいる人もいる」と彼は言う。「だが、もしユニフォームの汚れぐあいで努力の量が測れるものなら、私のは真っ黒なはずだ。背番号すら読めないほど」
◆「勤勉さは習慣になるし、楽しみにもなる。自分を限界まで追い込めば、必ず報いられる」 メアリー・ルー・レットン(オリンピックで金メダルを獲得した女子体操選手)
◆「すぐに成功したいなら、5年間懸命に働くことだ」 ウィリアム・シェイ・ジュニア
◆トーマス・エジソンは、生涯に1093件もの特許をとった。偉業をなした一生を振り返って、 エジソンは言ったことがある。 「偶然に何か価値のあることをなしたことも、偶然に何かを発明したこともない。すべて、努力して成し遂げたのだ」
◆「私は自分を行動家だと考えている。私と同じようなアイデアを持っていた人もいるはずだ。違いは、私はそれを実行に移し、他の人はそうしなかったということだ」 ノーラン・ブシュネル(アタリ・コンピュータ・コーポレーションの創業者)
◆「チャンスは勤勉さの裏に隠れている。だからほとんどの人が気づかない」 アン・ランダース(通信社のコラムニスト)

東大教授でありながら、山林王であり、大富豪であった本田静六氏に「好きになるまで努力すること」というこんな文章があります。

何事でも好きになるまで努力すれば 自然にそれが必ず上手にまでなれるものであって 努力はついにその人を天才にし、名人にまでする。すべて、職業人のことごとくがこの境地に 没入することになれば、これこそ正に労働の芸術化ともいうべき理想境の出現であって 日々の一挙手一投足が、芸術家の創作に対する 感興(かんきょう)にも等しいものとなってこよう。
熱心は工夫を生む母となり 努力はまた趣味を生ずる父となっていかなる職業も、これが道楽化をめざして 道楽化し得ないものはないであろう (本田静六 一日一話/PHP)より

本田翁のいう「仕事の道楽化」を目指せば、自然と勤勉になります。嫌々仕事をするのではなく、まさにゲームをしているのと同じように仕事をすることになるということです。

「チャンスは勤勉さの裏に隠れている」と言います。仕事の道楽化により、チャンスを手に入れることができたら素敵です。

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