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どの職場にもひょうきん者が必要

今日のおすすめの一冊は、ドン・エシッグ氏の『1分間でやる気が出る146のヒント』(ディスカヴァー)です。その中から『「あなたには無理だ」と言われたことをやる』という題でブログを書きました。

本書の中に「どの職場にもひょうきん者が必要」という興味深い文章がありました。

私が知っている中でいちばん面白い講演者はザック・クレメンスだ。彼は「どの職場にもひょうきん者が必要だ」と主張している。
彼によると、すべての職場には次のような人の存在が欠かせないという。
●面白いことを言って笑わせてくれる人
●仕事のユーモラスな面を教えてくれる人
●やる気が出てくるスローガンを考えてくれる人
●おいしいお菓子を差し入れてくれる人
あなたの職場にはみんなを笑わせてくれる人がいるだろうか。笑うたびにエンドルフィンが交感神経から分泌されることを思い出そう。あなた自身もみんなを笑わせる人になって、職場をもっと楽しい場所にしよう。

日本の歴史上もっとも、ひょうきんで、明るくて、憎めない性格、といえばまっ先にあげられるのが藤吉郎こと、秀吉です。まわりをどっと笑わせ、人のやる気を出させ、敵方まで味方にしてしまうほどの魅力です。

ひょうきん者には、機知や才覚が必要です。ただのおどけるだけの人間なら、それは単なるお調子者だからです。その人がその座の中に入ってくると、まわりがパッと明るくなるような存在のことです。

今、別れたのに、またもう一度会いたい、と思わせるような、人懐(ひとなつ)こい存在でもあります。一緒にいると元気が出る魅力あふれる人には、明るさと笑いがあります。

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