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おっくうがる心

今日のおすすめの一冊は、田中真澄氏の『人生の勝負は後半にあり』(ぱるす出版)です。ブログも同名の「人生の勝負は後半にあり」として書きました。

本書の中に「おっくうがる心」という心に響く言葉がありました。

「仕事は一気呵成にやりぬくに限る。もし一度に仕上がらず、どうしても一度中断せねば ならぬ場合には、半ばを超えて六割辺までこぎつけておくこと――これ仕事をやりぬく秘訣である」 

「人間はおっくうがる心を刻々に切り捨てねばならぬ。そして齢をとるほどそれが凄まじ くならねばなるまい」 

仕事が早い人に共通している方法がこの言葉が示している要領です。最初に一気呵成に集中してやるべきことの半分以上をこなしておくと、後はその勢いで処理していけるものです。

逆に仕事の遅い人は、仕事の入りがもたもたしており、何事も面倒くさがり屋です。 このおっくうさを切らない限り、何事も成就のスピードは上がりません。 

おっくうさと決別するには、朝一番、誰よりも早く仕事に就くことです。そうすれば仕事ははかどり、仕事が早めにできるようになれば、周りの信頼も高まります。

「おっくうさ」とは「めんどくさい」とか「わずらわしい」と感じる気持ちのことです。歳を重ねるほど、おっくうな気持ちは増してきます。

森信三先生は、仕事に対する三つの秘訣があるといいます。

一つ、思い切って、とにかく手をつける。「即今着手」

二つ、一度着手した仕事は二等分線を越えるまでは「一気呵成」にやってのけること。

三つ、仕上げはまず80点級のつもりで、絶対期限を遅らさないこと。この良い意味の「拙速主義」が大事です。

「おっくうさ」をなくすには、この三つのことを断行し習慣とすることです。「即今着手」「一気呵成」「拙速主義」を胸に刻みたいと思います。

今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす


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