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オーラのある人

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 明るい未来の作り方』(ぴあ)です。その中から「今も楽しいけど、明日はもっと楽しくなる」という題でブログを書きました。

本書の中に「オーラのある人」についてこんなことが書いてありました。

《何かをやり遂げる人、運を持っている人、オーラのある人というのは、見てわかるものなのでしょうか?》私の場合はね、一目見れば成功する人かどうか、わかるね(笑)。ただ、説明のしようがないんだよ。この人は成功する人って、今まで見てきた人は必ず当たってきたよね。そして、これからも必ず当たり続けると思うよ。
そうだな、どうしても聞きたいって言うなら、教えるとね、ズバリ、「愛があって、華のある人」なんだよ。華があるっていうのは、明るくて、人をホッとさせてくれる人だね。その人自体が華のような人だよ。でも、華やかなだけじゃ、ダメなんだよ。愛がなきゃ成功しないの。
愛と華がある人は、絶対成功する。世間も神様も放っておかないよ。キリストも釈迦も「愛と華」があったんだよ。だから、みんなを魅了したんだよね、愛があって華のあるお師匠さんってさ、すごい優秀な弟子が集まってくるんだよ。ある意味、お師匠さんより、能力のある弟子が寄ってくるんだよね。成功するのに一番大切なのは、愛があって華があること。そして、常に明るいことだよね。

華があるとは、その人がそこにいるだけで、その場がぱっと明るくなるような人のことです。多くの人を惹きつける魅力ある人でもあります。つねに笑いがあり、その人のまわりに人が集まります。ですが、それは若いタレントが放つ魅力ではありません。それは単なる「時分(じぶん)の花」です。

「時分の花」とは能の世阿弥の言葉です。若者が持つ肉体的な魅力であり、若さゆえの一時的な美しさです。しかし、世阿弥はその「時分の花」が枯れてから「真の花が咲く」というのです。多くのテレビタレントや歌手はその一瞬の魅力だけでウケています。だから、多くの若いタレントがあだ花のように消えていってしまいます。

また、愛のある人はいつも話す言葉に愛があります。道元禅師のいう「愛語」ですね。相手の心をほっこりさせるような愛のある言葉です。「和顔愛語」と言って、和(なご)やかな笑顔と愛語のことです。

「愛と華」のある人を目指したいです。

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