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他人の倍やる

今日のおすすめの一冊は、マッコイ斎藤氏の『非エリートの勝負学』(サンクチュアリ出版)です。その中から「常識的な人間にしか、常識は壊せない」という題でブログを書きました。

本書の中に「他人の倍やる」という心に響く文章がありました。

どうすればもっとコスパよく働けますか。 どうすればもっと早く結果を出せますか。 

そんなのは知ったことじゃない。 仕事で負けたくなかったら、人より多く行動するしかないでしょう。 

俺はずっとテレビの局員とやり合ってきました。 向こうは一流大学を出て一流企業に入ったエリート。 こっちは田舎の高卒で、勢いだけでここまで来たゴミみたいな、ネズミみたいな、野良犬みたいな連中です。 なにができるかって? それはただ一つ、「他人の倍やる」しかないです。

俺たちの仕事で言うなら、人一倍編集の数をこなして、人一倍面白くするしかない。うちの会社のスタッフにも言っています。局員に勝ちたいんだったら、局員の倍は編集しろと。局員が1本編集していたら、おまえは2本。局員が4時間寝てるんだったらおまえは2時間。そうしなきゃ絶対に勝てないからと。

当たり前でしょう。手に入れようと思っているのは、でっかいものなんですから。誰でも簡単に手に入るようなものを、わざわざ手に入れたってしょうがないでしょう。だから俺だっていまだに、局員が真似できないほど寝ないし、編集するし、ロケをやるし、遊ぶし、ケンカするし、怒られてもいます。

そしていまだに、生活が安定しない不安感と、東京に対する劣等感を拭えません。だけどこの焦りの気持ちがある限り、絶対に負ける気はしないんです。

《野良犬も死ぬ気になれば仕事を奪える。》

◆高橋歩氏は、「覚悟さえ決めれば、勇気なんて勝手に湧いてくる」という。

そして、『万全の準備をしたヤツが最強とは限らない。一つの覚悟が、すべての統計や確率に打ち勝つことだってある。夢を叶えるための必要なことは、「ここぞ」という勝負時に、死にものぐるいで結果がでるまでやるっていう覚悟だと思う。』という。(夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。/サンクチュアリ出版)より

現代は「人の倍やる」という言葉はウケない。もっとスマートに、かしこくやることが風潮だからだ。だがしかし、真実はいつの時代も変わらない。凡人がエリートや天才に勝つためには、覚悟を決め、人の倍やるしかないのだ。

「人の倍やる」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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