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冒険的な人に!

今日のおすすめの一冊は、鈴木敏文氏の『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』(プレジデント社)です。この中から、「ピンチをチャンスに変える」という題で書きました。

『「危機」という言葉は二つの漢字から成り立っている。一つは危険を表し、もう一つは機会を表す』と言ったのは、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディー。すなわち、ピンチ(危機)には、チャンスも含まれています。

ピンチから抜け出せない人は、「できないこと」や「マイナス面」に目を向けています。しかし、ピンチの中にもチャンスを見出せる人は「できること」や「プラス面」に焦点を当てているんですね。

本多健氏は「ピンチに強い人」についてこう語っています。
ピンチに強い人は、「緊急モード」への切り替えが上手なのです。どんな人であっても人生には幾度かのピンチが訪れます。でも、たいていの場合、それは予告なくやってきます。私たちが油断してのんびりしているときに限って、やってくるのです。そんなときに、パッと切り替えて、そのピンチに全力で向き合えるかどうかが重要なのですが、企業のトップであっても、あるいは一国のトップであっても、これができない人もいます。
たとえば、大きな災害が起きたときに、ゴルフをしていて、途中でやめずに、最後までラウンドしていた、などと批判される政治家がいます。ちょうどそのとき、休暇でゴルフに行っていたのはしかたのないことですが、そこで瞬時に切り替えられず、ぼーとしている印象を与えてしまったことで、信頼感が一気に落ちてしまうのです。私たちの日常においても、素早いスイッチの切り替えが必要です。(強運を味方につける49の言葉 ・PHP文庫)より

緊急モードに切り替えることができる人は、肚が据わった人です。度胸がある人でもあり、動揺しない人です。一度、肚が決まれば、自分の損得を度外視し、最後は己の生死まで放り出す事ができれば、怖いものはありません。

行徳哲男師はそれを「金や財産、名誉、地位を失ってもほんの一部を失ったにすぎない。しかし、勇気を失ったらすべてを失う」といいます。ピンチに強い人は勇気のある人でもあります。また、「冒険的な人間は失敗を恐れない。それゆえに生き生きとし、目が輝いている」と言います。

コロナ禍で、今まさに、このまま進むと多くの企業が倒産します。そんな厳しい大ピンチの中においても、チャンスを見出せる人になりたいです。そして、「緊急モード」に切り替え、肚を決め、冒険的な人間になりたいなぁ、と。

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https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12614665849.html


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