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人生を楽しみましたか?

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 人生が楽しくなる「因果の法則」』(PHP研究所)の中から『「このまま行くと」という言葉』という題でブログを書きました。

本書の中に「人生を楽しみましたか?」という心に響く文章がありました。

死んだらどうなるか…。オレは小さい頃、神さまに見せてもらったことがあるの。死ぬとね、二つしか質問されないからね。

一つは、「人生を楽しみましたか?」って。もう一つは、「人に親切にしましたか?」。この二つしか聞かれないんだよ。だけど、この二つは同じなんだよ。

人生を楽しみましたか?…って、他人(ひと)に喜ばれると、人はすごくうれしくて楽しいんだよ。

人間、生きてて、なにがうれしい、ってさ。ゴルフで、ポンって、穴にボールが入ってくれるのも、うれしいだろうけど、「あんたがいてくれて、しあわせだよ」とかね。「あなたと同じ時代に生まれてしあわせだ」とか。そうやって言われたら、いちばんしあわせだよね。

「自分は人からどんなふうに思われてもいいんだ」って言うけど、嫌われたら、しあわせじゃないよね。だから、しあわせって、追求したらね。追求すればするほど、人に喜ばれることが、「しあわせだ」ってことがわかるよね。人間ってさ、自分の魂が成長したときに無上の喜びを感じるものなんだよ。

◆鍵山秀三郎氏は、人間には三つの幸せがあるという。一つ目の幸せは「してもらう」幸せ。赤ちゃんが、母親からお乳をもらうとか、おしめを取り替えてもらう、抱っこしてもらう、そういう「してもらう」幸せ。

二つ目の幸せが「できるようになる」幸せ。二歳か三、四歳の子供が、歩いたり、走ったり、スプーンやお箸を持って自分で食べたり、自転車に乗ったり、ということが「できるようになる」幸せ。

三つ目の幸せが「してあげる」幸せ。友人や知り合いに限らず、誰かに何かをしてあげると喜ぶが、相手のその喜んだ姿を見ると自分も幸せになるという、「してあげる」幸せ。

この幸せのなかで、三つ目の「してあげる」幸せを感じることができる人が、最も幸せを感じることができ、それが最高の人生の楽しみとなる。「してもらう」幸せも、「できるようになる」幸せも、自分だけの幸せ、つまり、自律していない赤ちゃんや子どもの幸せ。

「してあげる」幸せは、成熟し、自律した大人の楽しみ。人に喜ばれることが、最高の「しあわせ」であり、無上の「楽しみ」。人生を楽しめる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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