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文句を言うなら自分の手に言え

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 令和の成功』(Gakken)です。その中から、「文句を言う人はかっこ悪い」という題でブログを書きました。
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たとえば、自分が卒業した学校を悪く言う人がいます。「たいした学校じゃなかった」「勉強できないのが集まる高校でね」「進学校じゃなかったんだ」とか。でも、まわりでそれを聞いている人たちは、決して気分がいいものじゃないです。誰かの悪口を言ったり、文句を言ったりするのを黙って聞いているのと同じで、テンションは下がり気分は悪くなります。

同様に、自分の奥さんや夫の悪口を聞くのも同じです。「あなた、勝手に好きになって結婚したのに、そんなに悪口いうなら、やめればいいじゃない」と言いたくなります。もちろん、これは会社や、自分の所属するボランティアの組織や会も同じです。文句や悪口をいう人は、まわりを不機嫌にしてしまいます。

斎藤一人さんはそれを、「文句を言うなら、仕事をやめる。やめないなら、文句を言わない。」といいます。 (変な人が書いた 人生の哲学 /PHP文庫)より


仕事に行き詰ったとき、何をしたらいいかについて少し詳しく説明しましょう。 まず前提として、その仕事、その会社を選んだのは全部あなたの責任だと自覚することです。 あなたがその会社に入ったのは、誰かに首ねっこをつかまれて事務所に放り込まれたわけではありませんよね。
「この仕事をやれ」とピストルでおどされたわけでもない。 全部、自分が決めて自分で選んだことです。 だから、嫌だと思ったら、いつだってやめられる。 ブツブツ文句を言っているんならやめればいいし、やめないんなら文句を言わない。 どっちかにすべきです。
この世の中には、自分が発したものは全部自分に返ってくる法則があるんです。 文句や不平不満を言っていると、それが自分に返ってくる。 試しに空に向かってつばを吐いてみてください。 つばは自分に落っこちてきますよね。 マイナスなことを言ったり、やったりすると、マイナスなことが返ってくる。 マイナスの波動を出しながら、幸せになることはできないしくみになっているんです。
だから文句を言うならやめる。 やめないで続けるんなら、愚痴、泣き言を言わない。 それだけで起きる現象が違ってきます。 「そんなことで変わるんですか?」 と驚く人がいるけれど、本当です。 挑戦してみる価値はあります。 1円もかからないしね(笑)。 要するに神様からマルをもらえるような生き方をしていればいいです。 そうすると神様からマルが返ってきます。 そして文句を言わずに仕事を続けると決めたら楽しく続ける工夫をすること。

向田邦子さんのこんな話があります。

父は私たち子供がチョコレートを選ぶ際絶対に取替えを許さなかった。『お前はいま、掴んだじゃないか。文句を言うなら自分の手に言え』(無名仮名人名簿)より

もちろん、仕事にしても何にしても、いいことばかりじゃありません。嫌なこともあるでしょう。でも、最後にその仕事なり、夫なり妻を選んだのは自分です。だから嫌だったら誰だって、いつだってやめられるのです。しかし、やめないことを決めたなら、文句を言わずにその中に楽しみを見つけることだと思います。すべては受け取り方次第、見方しだいです。何でも、楽しんだ者勝ちだと思うのです。

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