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欲しい情報が飛び込んでくる読書法

今日のおすすめの一冊は、神田昌典氏の『バカになるほど本を読め!』(PHP文庫)です。ブログも同名の「バカになるほど本を読め!」と題して書きました。

本書の中に「欲しい情報が飛び込んでくる読書法」という興味深い一節がありました。

目的を明確にして読書をすると、その効果がすぐに実感できる。 一つは、大げさではなく必要な情報が目に飛び込んでくるようになることだ。何かのきっかけで新しいキーワードに興味を持ったとたん、新聞を読んでも、テレビを見ても、町を歩いていても、そのキーワードが無意識に飛び込んでくるようになった経験は、皆さんもお持ちではないかと思う。
アンテナを上手に張れるようになるから、このようなことが起こるわけだけど、目的を明確にすることで同じような効果が得られる。つまり、必要な情報が向こうから飛 び込んでくるようになるわけだ。
さらに、読まなくていい箇所もわかるようになるので、一冊を読む時間が圧倒的に短くなる。 この「短時間で読めるようになる」ことは、今の時代にとって必携ひっけいのスキルだ。
また、不思議なことに、目的意識を持って読書をしていると、自分に必要な本と必要なタイミングで出合えるようになる。頼んだわけでもないのに「これいい本だよ」と人から勧められることもあれば、本屋に行ったら、普段は見ない棚に吸い寄せられていき、そこで必要な本が見つかることもある。
私も、どうしてあるのかわからない本が机の上に載っていて、読んでみたら今の自分に必要な本だった......という経験をしたのは、一度や二度じゃない。
そして、目的を持って読めば、「ああ、いいこと書いてある本だったなぁ」で終わらせることなく、「よし、目的を達成するために、このことをやってみよう」とリアルな行動につながりやすくなる。行動すれば、本から得た知識が生きた知識へと進化するだろう。
イノベーティブな知識の多くは、こうした過程の中から、生み出されるものだ。

私の場合の読書も神田氏の目的意識読書法と同じで、目的はSNSに毎日アップすること。元々は我が社の社員が各地に点在しているので、朝礼のつもりでアップしていた。それを、約13年毎日続けていたら、合計読者数は6万人になった。

最近では、社員だけでなく私のSNSの読者や友人を想定し、その人たちに興味関心がありそうなことをアップする。時には、読者にはウケないかもしれないが、自分の知識の獲得や最新情報を得るために読書し、アウトプットすることもある。

おかげで、読書の時間は圧倒的に短くなった。神田氏のいうように、書かなくていい箇所(書けないところ)はサッと読み飛ばしてしまうからだ。そもそも、書けそうにない本は買ってこないというのもある。

そして、不思議なことに、本の中のどこかのページを当てずっぽうに開くと、そこに書きたいことがあった、というのは1度や2度ではない。その本を全部読み返してみても、やはりそのページしかなかったということだ。まさに、欲しい情報が飛び込んでくる読書法だと思う。

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