淋しい人に愛を知らせる風の唄~「桜の季節」に感じた志村正彦と橋田先生の風~
※2021年4月26日に掲載された音楽文です。いろいろ訂正したい箇所はあるにせよ、あえてそのまま転載します。
東北に桜の便りが届き始めていた4月4日、脚本家の橋田寿賀子先生が亡くなった。翌日、ニュースで橋田先生の訃報を知り、ショックを受けた。橋田先生と言えば、脚本家として活躍するだけでなく、バラエティー番組などでお茶目で元気な姿を見せてくれていたので、100歳くらいまで現役のまま書き続けてくれるのではないかと信じていたから、なおさらショックだった。
生前、「死んでも悲しま