日誌2021/1/20

うれしいニュースが飛び込んできた。

今年の「麒麟が来る」が大変楽しく、でももうすぐ終わってしまうのだな、としんみりしているときに3年後には再び戦国モノ、しかも戦国の覇者・徳川家康が主役ときた。

松本潤氏が桶狭間、三方ヶ原、伊賀越え、天正壬午の乱に小牧長久手、関ヶ原をやるのかと思うとそれだけで面白いが、脚本家はリーガルハイで有名な古沢良太氏。エンタメとしては高いレベルになるのではないかと期待が高まる。

徳川家康は研究の進展によって様々な新事実が明らかになり、その人物評価も昔とはずいぶん変わった。陰謀家、タヌキ爺、信長の弟分、などの往年のイメージも後世の創作の影響が強いことも分かっている。ぜひ近年の研究結果を積極的に取り入れて新しい家康像を見せてほしい。

タイトルの「どうする家康」も良い。

戦国時代は毎日が闘いの日々だ。直接の戦いがなくとも内政に諜報、外交、人事とやることは沢山ある。三河という地理環境も経済もいいとは言えない国の主として生まれた家康。彼が時代の激動に晒されながら、あがきもがいて70年余りの人生を生き抜く様子を描くのだ、という制作陣の強い意志が”どうする”の四文字に込められている。

NHK、松本氏、古沢氏、そして製作スタッフの皆さんがこの人物をいかに料理するのか、とても楽しみだ。

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