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日誌2021/01/29

おとぎ話の悪魔や魔王は人をもので釣ることが多い。

永遠の命とか無尽蔵の財宝、この世を統べる権力とかそういったものだ。小さい頃は「ちょっとほしいかも」などと思ったこともある。

しかし20も過ぎると仮にそんなものを与えられても持て余すだろうな、と想像できるようになった。

「人間の欲には限りがない」とよく言われるがそれは総体としての人間とかあるいは人並外れた人物だけの話であるような気がする。100万円の使い道なら想像できても100億円の使い方は想像できないのが普通の人間だ。

しかし、その「無限の財」の使い道が特定されていたらどうだろうか。ある特定の用途にだけ、無限に使うことができたらと考えてみた。

例えば

「本と漫画が無限に買えるクレジットカード(電子含む)」

とか。


欲しい。

欲しい。

欲しい。

「100億円を自由に使え」と言われても途方に暮れる。しかし「好きなだけ本を買っていいぞ」と言われればいくらでも買い込むことだろう。

思うに「お金」では買えるものが多すぎるのだ。選択肢があるのは良いことだが、人間は選択肢がありすぎると決断ができなくなる生き物なのだという。逆にある程度選択肢が絞られてからのほうが決断しやすいのだとか。

「無限に本を買えるクレカ」

流れ星に祈ったら空から落ちてきたりしないだろうか。



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