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均衡価格の作り方①市場価格

買い手と売り手の前には常に市場がある

価格には、相対価格というものがあるんだ。

水は、1リットル(1キログラム)200円で買えるよね。でも、金は、1キログラム700万円ほどするんだ。これは、希少性の違いから生まれる価格差で、金が高いのは、一般的に金の希少性が高いからなんだよ。これによって、同じ重さでも相対的に価格差が生まれるんだね。

次は、市場価格について

今シーズン大負けして、シーズン途中で再開が確定している野球チームのチケットは、買いたい人が少なくなるから、今までの価格では買ってくれる人が減る一方だよね。それに比べて、和牛なんかは、海外からも人気で常に高値で取引されているんだよ。つまり、価格は市場における商品の量と書いての人数で大きく変わってくるんだね。つまり、どれだけ良いもの、を高値で販売しても、買い手がいなければ意味がないってことだね。

もし、Tシャツを1枚1万円で販売したくても、そこに買い手がいなければ成立しない。あたり前のことだけど、覚えておいて。高いものが高いんじゃなくて、人気で、希少価値の高いものが高価で取引されているんだよ。

1万円よりも1000円の方が、買い手の購買意欲は高くなるよね。でも、それでは利益が出せないから、4000円で販売すると、1000円のときよりも書いては減るかもしれないけれど、一定数の売上は出る。そんなふうに売り手と書いての納得の行く価格のことを均衡価格というんだ。

高価格で販売したいなら、生産数を減らして、供給不足にすることで希少価値を上げる方法もあるよね。ハンドメイドの製品や、限定品のような販売の仕方をすればいいね。

簡単に作れるから、大量に生産して利益を上げることもできるよね。僕がこの記事を書いている日本はこれが多いね。薄利多売(はくりたばい)って言われるものだよ。代表的なのは、ユニクロだね。低価格で大量に販売しているんだ。この販売方法は大手企業にしかできないから、僕らは真似しちゃだめだよ。

僕たちは、便利なものを売るんじゃなくて、意味のあるものを売るんだ。最高に書きやすいボールペンを売るよりも、クタクタで書けなっくなった手塚治虫が使用していたペンのほうが高価で売れるよね。僕らは、便利なものじゃなくて、意味を持てるもの、意味を持つものを販売しないといけないんだ。そのためには、僕ら自身が意味のある人にならないといけない。『あの〇〇をしている人が作ったんだ!』とか、『あの人も使ってる〇〇なんだ』『これを買うことが〇〇って意味なんだ』のような、今は何者でもない僕がこうして書いているのも、僕自身が意味のある人になりたくて、始めたことなんだ。きっと君にもできることがある。一緒に頑張ろう。

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