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【最新情報】海外販路開拓への大きなヒント! 海外バイヤーが教えてくれた「売れる商品」とは

2024年2月4日~7日にアメリカNYで開催された「NYNOW2024Winter」へ出展してきました。
NYは小売の中心地として、世界的に注目を浴びている都市。そんなNYで開催される展示会「NYNOW」は、毎回世界中のバイヤーが商品を探しに来場されます。商品を販売することがもちろん一番の目的ですが、来場されるバイヤーと会話することも毎回の楽しみとなっています。
海外小売市場について一番詳しいのは現地のバイヤー。そこで、ブースにお越しいただいたほとんどのバイヤーに「あなたの国で売れている(もしくは人気商品)は何ですか?」と質問してみました。今回は、バイヤーのお声の中で多かった回答をご紹介! 
海外販路開拓をする上で果たして自社プロダクトは需要があるの?と感じている方に向けて、背中を押してくれるヒントになること間違いなし。

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海外バイヤーからのお声①

「高品質・制作ストーリーがあると、高価でも購入検討したい」
―NYの雑貨店バイヤー
高品質かつ手作りである商品は高価なものが多いでしょう。
しかし、制作背景にストーリーがあることで商品に付加価値が付き、値段や納期、LOT数に限らず購入検討に至るケースが目立ちます。また、他社商品との違いを明確に伝えることで受注に繋がる場合も。

海外バイヤーからのお声②

「アメリカ国内でも類似商品は買えるが、長持ちする高品質な商品が少ない」
―LAの雑貨店バイヤー

現地では安価に類似商品を購入できるかもしれないが、何かと良いものを長く使いたいと言うバイヤーが目立ちました。高品質なものは、高価でも納期がかかっても気にならないとのこと。商品の良さに共感していただければ、価格・LOT数・納期にご納得いただけます。
そのため商談時では、高価な商品ほどおすすめポイントをたくさん用意しておくことが良いでしょう。

前回のNYNOW2024Winterの動画はこちら

海外バイヤーからのお声③

「どんなに高価な商品でも、それを必要としている一部のお客様は購入する」
―NYのブックストアバイヤー
送料も納期もかかる商品についてバイヤーへ質問したところ、このような回答をいただきました。出展し1店舗からでも受注が入り続ければ「必要としているお客様がいる」とのこと。1人の購入者様がいるなら、これから先も必要としているバイヤーに出会えるはず。1回の展示会で結果が伴わなくても、継続することで出会える母数が増えると考えます。
持続可能なサステナブルという考えが根付いている北米エリアでは、「必要な物しか購入しない」という考えを持つ若者も増えているそう。

海外バイヤーからのお声④

「近年アメリカ国内では”ウェルネスプロダクト”が注目されている」
―ニュージーランドのギフトショップバイヤー
ウェルネス”とは、毎日をより心地よく生きるための生活態度を示した概念のことです。
コロナウイルスが流行してから、さらにウェルネスという概念にスポットライトが浴びているそう。
実際に物を買うという行動にも、ウェルネスと結びつける人が増えています。例えば、安価かつ低品質よりも高価だが高品質の商品を買う方が、満足度が高く自分の心が満たされるでしょう。そういった考えを持つ方が徐々に増えているようです。
とくに弊社ブースで展示させていただいているブランド様は、伝統工芸品や高品質、ストーリー性のある商品が多いため、バイヤーには背景をしっかり伝えています。ただ物を売るのではなく、作っている方の代わりに商談させていただいているので、一番大切にしている点です。

まとめ

たとえ高価な商品でも、納期がかかっても商品自体に価値を感じたら購入してくれます。
まずは現地バイヤーに出会える海外展示会に挑戦してみましょう。準備する時間がない等の不安な声もありますが、最初は展示商品1つご用意いただければ問題ございません。販促物作成や海外発送、商談等は弊社スタッフが全力でサポートいたしますので、ご安心ください!
さまざまな不安を抱えるお客様も弊社サポートを利用して海外販路開拓をしてきました。
少しでもご興味のある方は、お気軽に下記アドレスまでお問合せくださいませ。
sales@realjapanproject.com

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