親愛なる
普段このnoteでは、音楽の事や僕の感情について書く事がほとんどなのですが、珍しく「仲間」について書こうかなと思います。
仲間 って響き何か少年漫画を彷彿とさせますよね。
それぞれのビジョンを持って同じ活動をしている仲間がいて、その中の1人について書こうかな と思い例によって例の如く 気まぐれのまま筆ならぬ指を進めて文章を書いていきます。
※仲間、仲間 と表現するのも可愛げが無いので愛称としてここでは「バンさん」とします。
バンさんは僕よりも繊細で、周りをよく気にする人で、自己主張が得意では無く、常に周りの雰囲気に合わせて笑顔を絶やさないようにしている人です。
本人は自身の事を「未熟」と表現する事が多いですが、僕にはそうは思えません。
恐らくバンさんが熟すことがあっても、僕のような人間になる事は無いだろうな と良い展望を持った上で想像します。
僕は自身で評するのも気が引けますが奔放な人間だと思っていて、バンさんはその逆の協調性を強く感じる性格だろう とも思ってます。
協調性って高い方が良いと言われる事が多いですが、それで良い思いをするのはあくまで「周り」で、協調性が高いがゆえに本人が苦労する事って凄く多い気がします。
何せ協調性が高いがゆえに雰囲気を悪くするような不満や 反対意見を発する事が苦手な人が多く、そういう人は自身の内に溜め込み 我慢する事が多々あるのかな と協調性とは無縁な僕は分析しています。
バンさんは、耐えきれず感情を吐露する自分の事を「弱い人間」と評していましたが、むしろ逆だと僕は感じます。
耐久値が高く許容量が大きいからこそ「我慢」する事が出来ていて、 それは身勝手とも言われる僕には到底 真似出来ない事なんです。
だから僕はバンさんに“急いで強くなる必要は無い”と言いますし、むしろバンさんの思い描く 強い人間になんて ならなくても良いんじゃないか とすら思っています。
バンさんの思い描く強い人間が、
周りを想い 己は引き その上で苦しい事に耐える
元号を3つも4つも遡った我が母国で求められていた人間像なら、そんなものに自分を近付けるべきでは無いし、むしろもっと周りを振り回すくらい 自分に対して素直で優しくあっても良いと思うのです。
この記事は特定の誰かに向けて書いていますが、それと同じくらい 顔も名前も知らない このネットの海で この記事を拾ってくれた あなたにも届いて欲しい と思っています。
僕のような奔放な人間は、己を改め周りを思いやらないといけない と感じる事も多々ありますが、あなたは もっと自分に優しく 他人に頼り、甘える事が多くても良いと思うんです。
そんな事で周りはあなたを見放したりしないから、いくらでも力を借りて良いと思うのです。
嫌な事は嫌、辛い事は辛い、そう言って我慢する事を減らしていかないと、いつかあなたが壊れてしまいます。
バンさんは僕の他愛も無い暇潰しに毎度付き合ってくれて、最初はバンさんの為に とやり取りしていた連絡も気付けば僕が頼ってばかりになっていました。
本人にそのまま伝えたとて、本人はきっと周りに遠慮したまま変わらない気がするから、せめて同じような生き方をしている誰かにくらい届けば良いな
そう思って 勢いのまま書いてみました。
僕はバンさんとこれからも長く一緒に居たいですし、その為にバンさんが辛いと思うような事は減らしていきたい。 僕に出来ることなんて限られているけれど、いつかそんな思いが伝わると良いな と思いながら、どこへでも無く またこの海へ投げます。
本日2本目の駄文を読んでくださった あなたへ感謝を込めて。
HiRO
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