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『日本』という国名の語源

まずは、歴史を振り返るところから始めます。

日本は昔、『倭国』あるいは『大和国』と呼ばれていましたが、語源の解説はここから始まります。

大 倭(オオヤマト)
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昔の日本は、古墳時代までは『豪族』が各地を治めていた例が示すように、各集落ごとに独立した小国で、中央集権国家ではなかった。
それぞれの小国は「倭」と呼ばれていた。
その中で、近畿地方の巨大豪族のことを、現地の人は『おおやまと‐ひだかみのくに』と呼んでいた。日本国内の最大勢力の倭国。

古文献の漢字表記では【大倭日高見国】と誤記されているが、本当の字は『皇倭日高神の国』(おおやまと‐ひだかみのくに)が正解。

『皇国』という単語を連想させる、『皇倭』(おおやまと)と
太陽神、天照大神のお膝元の「神の民」の国という意味。

ここから転じて、『天照の元の御国(ひのもとのみくに)』→『日の本の国』→『日本国』となった。

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ちなみに、海外からはなぜ、「NIPPON」でなく、「JAPAN」と呼ばれてるか?

実は、「NIPPON」と呼ばれてるんですよ。中国語訛りで。

JAPANの語源は、マルコポーロが、『東方見聞録』で日本のことを黄金の国ジパングと紹介したから。

「日本国」を中国風発音にすると、「Rì-běn-guó」になり、ヨーロッパ人の耳による発音の解釈違いの状態で、「Rì-běn-guó」→「ジー・パン・グー」→「JAPAN」となった。

ちなみにフランス語では日本を「Japon」と表記し、発音は「ジッポン」(Jippon)に近い。「ジパングとニッポン」を足して2で割った発音に近い。

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