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先天性NYOTAIKAは地雷

お前らは「女体化」をわかってない
さぁ、戦争をしよう──。

素肌を晒せど眼鏡は取るな
死んでもウィッグと衣装は脱ぐな
そこまでわかってなぜ間違える?
残された靴下の価値もわからないか?(おこちゃまが)

知らない感覚
戸惑うメンタル
抵抗をやめてからは蛇足
未知との遭遇こそ、冒険の始まりだ!

おまえらは「女体化」をわかってない
初めからおんなならただの女
できないこと、できること
すべてのはじめてが光

おまえらは「女体化」をわかってない
靴下は理性の刺青
恥じらい、戸惑い、すてきれない過去
後天性こそ真のファンタジー


本日のくだらないお日記(2024.6.2)

「何の成果も!!得られませんでした!!」

突然うるさ。
妾、本日はゴミみたいな一日を送りました。
そういう日もあるわよ。許してあげようじゃないの。

では、本日のお題は。

「妾にとってBLとは何か?」

マジでそれ話す気ですか。うん。だってここは妾のnoteだから。

ごめんなさい、本日の内容、成人向けかもしれません。間違えてきてしまった若い方がもしいらっしゃったら、すぐにお帰りになって……。


いや、あの、本当はね。
「デリカシーって何?」っていうのを、真剣に考えようかなって思ってたの。
色々メモしてはいたんだよ。

けど、妾、正直今日そんな分析的なことする気力がないんだよ。

だから語らせてくれよぉ!!! 自分のことをよぉ!!!

いいわよ、妾が許します。やったね。

はい、では、妾にとってはBLとは?

「人間愛」。

嘘だろ。何もわからんし、そんな高尚なわけないだろ。

そう思いますか?????

さぁ、語るよ。妾にとって、BLとは何かをね!!!


あのさ。
そりゃ、妾も、わけーころはなーんにも考えてなかったの。

正直エロければ良かった。
でも、別にエロ求めてるだけなら、男女ものでいいじゃないの。

どうして、わざわざBLが良いと思うのですか?

これね、本当、人によって違うと思う。

腐女子には、それぞれ、思いがあるの。きっと。

でも妾に限ってお話しするならば、基本的には、

「頑張ってる人間が、受けにまわるのを許される瞬間が好き」

なんです。

どういう? って思うかもしれない。
そうだよなぁ。

あのさ、男女ってさ。
どうしても、腕力の差とか、
そもそも、エロいことをする時にさ、

殆ど覆らない力関係みたいなものが存在してしまうじゃない。


そりゃ、深掘りすればいろいろあるよ。
でも、基本は、男性がそっちで女性がそっちじゃん。

男女もの見てるとさ、その力関係が面白くない時があるんだよ……。

エグい話すれば、例えばAVでさ、

女スパイものがあったとするじゃない。

女スパイものの何が良いって、屈するか屈しないかじゃない。

簡単に堕ちすぎなのよ貴方達。

これが妾の意見です。えっ。

……BLってさぁ……男同士じゃん……。

受けになってもさ、「俺は男なんだから相手を守らなきゃ」とか、「俺は男なんだから、甘えてばかりじゃ駄目だ」とか、
考える良い子が多いのよ……。

あるいは、社会的にそういう立場を求められる、とかね。

妾はその、日々頑張る良い子たちが、

頑張ることや強がることが当たり前になった子たちが、
甘やかされたりそういうことされたりする側にまわったとき、

「!?」ってなるのが好きなんだよ。


いや、ここ大事でね。

BLだと大体の子が、一回「!?」ってなっても、

すぐに受け入れないのよ。

ちょっとしたことで、「いやでも俺は男だから」とか、
そもそもまだまだ日本では同性愛が認められない風潮があるし、
「男の俺では相手を幸せにしてあげられないんじゃないか」
とか、
「俺は子どもを産んであげられないし」
とか、

一生葛藤要素があるのよ。

それに、エロいことをしていない瞬間は、むしろ力関係が覆ったりもする。

例えば、ヤンキーに襲われた彼氏を物理的に守れる子が、家では甘やかされる、とか。

その、強烈な関係性の不安定さ。

わかりますか?
わからんよな、多分。

あくまでファンタジーよ。リアルのことはわかりません。もっと関係が安定するものなのかもしれないけど。

いや、色々あるんですよ。妾は最終的には男女ものも含めて大体何でも食べるし、これが全てでは全くないんだけど、

様々な葛藤を捩じ伏せるだけの巨大な愛が、BLから感じられる時があるんです。


話は最初に戻るよ。

妾の持論では、人間っていうのは、みんな不安定なものなんですよ。

こうあらねばならない、ああならねばならない、醜い面と美しい面を併せ持つ、その他もろもろ、

しんどくなるときがあるじゃないの。

そういうときにね、見るんですよ。

一般常識、身体的な性質、そういうものを超えてしまうほどの愛と、それでもずっと残る葛藤との戦い。


わかりますか。
もはや、妾にとってBLは、エロから超越してしまったのよ。
葛藤しながら、愛を求めていく。その葛藤すら、愛で包み込んでいく。

もはや人間愛よ。


はい。わからなくていいです。
妾にとって、BLっていうのは、世界を肯定するための素晴らしきファンタジーなんです、って話でした。

ちなみに、妾には真面目に地雷はないです。
強いていえば、葛藤が少ないものと、
葛藤を潰してしまうものは、あんまり見ないかな、くらい。

本日のポエムの話にしても、先天性女体化っていうのが嫌いなんじゃなくて、
ファンタジー上では、女性の見た目に男性が入ってたら葛藤を抱えるだろう、
という部分が気になるだけの話なの。

受け入れているのは良い、むしろ、受け入れている方が「現実」では良いと思う。むしろ受け入れていてほしい、自己を肯定していてほしい。
けど、「二次元」では、ストーリーってものの性質を考えたときには、己を完全に受け入れている状態っていうのは、あまりに安定していて、物語が終わってしまった後の状況であるように感じませんか? っていう考えがあるだけです。

はい。本日のお話はここまで。いやー語ったな。
語り尽くせてはいませんけどね!!!!!

こんなん誰にも読まんで欲しいわ。妾、真面目に友人とかに、こういう話一度もしたことない。
嫌われるのも引かれるのも怖いわよ。けど、もはやこれはただの訓練なのよ。

嫌われてもいい!!!!! 場所はわきまえなければならないが、己を受け入れて発言する勇気をもて!!!!!

はい。最近の妾のただの心がけでした。

許してくれ、この歪んじまった性癖を。生きててもいいよな。いいよ。

全ての人に嫌われないのも、全ての人に気持ち悪がられないのも、ほぼ確実に無理なのだから。

おしまい。

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