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民族刺繍の古布でかごバック(古布編)

先日の長くなってしまった
・ 民族刺繍の古布でかごバック(かご編) の続き
今日は古布についてです〜!

この古布たちはまだ自由にいろんな場所を行き来できた頃にいろんな場所で見つけては購入していたのですが、今回このかごバックにするにあたりの布のお手入れについては私個人の進め方なのでご参考程度に読んでいただけると幸いです。

▶︎古布のお洗濯について

布を手に入れた時の1番の難所はここかな?と個人的には思っているのですが
経年劣化や汚れも含めて布でもあるので、お洗濯などしなくても。。。と思うこともあるのですが、お洗濯すると砂埃や汚れが取れて元の素材の本当の鮮やかな色が見えたり、古布の独特の香りが和らいだりのメイリットもあります。

ただ布や糸によってはこの世の終わりかと思うくらい色が出てしまい、他の箇所に移ってしまったりすることもあるので、こればっかりは洗ってみないと分からず。ただの水で洗っても落ちる時は落ちるので、こればっかりは運!という気も。

ワークショップで使う素材は一応全部お洗濯していますが、飾る用のタペストリーや比較的状態が綺麗なものなどはお洗濯そのまま使っています。

といううわけでメリットとデメリットがありますが、もしもお洗濯される際は様子を見つつがおすすめです。
(絶対お洗濯しても大丈夫!ということはないので自己責任でお願いします)

▶︎古布の装飾と補修

スワロフスキーとビーズと淡水パールで装飾(制作途中)

洗った後のこの古布。ピンクがそれはそれは鮮やかに〜!なので、そうするとやっぱり洗った方が欲がもりもり出てきてしまい、だけどすごい気に入っている布の場合は色落ちしたらと考えると色々せめぎ合いです。


この今の写真のは比較的状態の良いものですが、ものによっては刺繍が途中だったりというものもあるので(この布も蕾?の赤い花が・・・)そういう時は似ている色を探して刺繍をしています。
そのほかにもほつれているところ直したり。

その後にビーズやスパンコールやスワロフスキー、淡水パールなどで装飾をしています。特にしなくても。。。という感じでもあるのですが、ちょっと装飾をしておくと光が当たるとすごく綺麗にキラキラして可愛く見えます。

ちょっと余談なのですが昔舞台衣装を作っていたことがあり、朝から終電近くまでひたすらスパンコールを刺し続けて寝る直前に目を閉じても光が見える!ってくらい連日続いていた後の本番!ライトが当たった時の綺麗なことよ〜と、装飾の効果が涙出るほど感動的だったので、そこまでゴリゴリにする必要はないですが、でもふとした瞬間にお!となるので個人的にはちょっと装飾するのもおすすめです。

ジャラジャラ付きの古布

そしてこのタイプの布はこのままバックにつけてしまうことも可能なのですが、実用的か?問題で、絡まったり糸も劣化してるので切れてしまいビーズがバッシャーンとなってしまったり 涙
というわけでこのジャラジャラの糸を蝋引きした付け替えたり、このジャラジャラを全部切ってしまいこれを装飾にとうい方法も◎
(クラッチバックのWSの時の作品の方に多いです)

▶︎縫い付け方

布によって付け方は色々ですが
まずは1番簡単な方法。

1番簡単な方法は1箇所とめる
(赤い線の部分)
表からみると

これが1番お手軽にできると思います。
縫い付けるかご素材によってはあて布をするとかごの土台の保護にもなります。

周りをぐるっと縫い付けるタイプ
ボンボンを付けたりとってをレザーやウッドのものに変えるのもお好みで。
(丈夫になります)

縫い付ける時はまち針を刺すと少し場所が固定されるので
大体の場所の目星がつきます。

白いまち針
右2つはまち針をつけた状態のかごバック
横巻き


▶︎バックの内側の布

WSではバックの中の大きさから計算して内袋を作ったりしていましたが
これはハードルが高い!というう場合は
およそのかごのサイズで巾着やあずま袋を作って入れるのが簡単にできるかと思います。

内袋がついていると物を出し入れした時の内側の縫った場所の保護にもなるので、おすすめです。

▶︎作品例はこちらから

WSに参加してくださった方の作品の1部がこちらから閲覧できます。

クラッチバック編
https://www.instagram.com/explore/tags/クラッチバッグ555/

かごバック編
https://www.instagram.com/explore/tags/カゴバック555/


タイは年中夏ですが。。。
日本の夏に向けてぜひ古布でかごバックを楽しんでいただけると幸いです:)

サポートありがとうございます! いただいたご支援で新しい素材や技法にチャレンジしてみたいと思います。