Ryzen 3600のCore Voltage(電圧)の設定を低くしてみた
結論、CPUパフォーマンスが落ちるので、デフォルトのAutoのママ使う方がよい。
材料
AMD Ryzen 5 3600
MSI MPG X570 GAMING PLUS
CFD W4U3200CX1-8G (DDR4 3200 8GB x2)
Crucial CT500P1SSD8 (M.2 SSD 500GB)
BIOSの設定
DRAM Frequency : DDR4-2800 -> DDR4 3200
CPU Core Voltage (電圧):
(1) Auto
(2) Override 1.15V
(3) Offset - 0.1V
(1) 電圧設定Autoの測定結果
CINEBENCH R20のスコア:3300
RYZEN MASTERで見たCPU POWER:38.7W
(2) 電圧設定Override 1.15Vの測定結果
CINEBENCH R20のスコア:2780
RYZEN MASTERで見たCPU POWER:31.4W
(3) 電圧設定Offset - 0.1Vの測定結果
CINEBENCH R20のスコア:3050
RYZEN MASTERで見たCPU POWER:38.7W
結果
Overrideを使えば、Autoに比べて電圧を抑えて消費電力を7Wほど減らすことができるものの、CPUのパワーも3300から2780に落ちてしまう。CPUパワーが減った分、処理にかかる時間も増えるので、結局、消費電力削減効果は見込めない。
Offsetの設定は、消費電力削減効果はなく、CPUパワーも250程度減ってしまう。設定しても、かえって変な動作になってしまう模様。
(参考)BIOSのカエル画面
メモリの設定
OCを選んだところにある。ちなみにA-XMPを有効にするとメモリをオーバークロックできるらしい。
CPU電圧の設定
OCを選んだ画面で、下にスクロールするとでてくるCPU Core Voltageをいじる。
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