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Hiro's Diary

愛と感謝の日々の入院記  最終章

…とその前に、ちょんまげの発売日が決定いたしましたので
お知らせさせていただきます!
今週土曜日 7月15日午前10時よりHPにて販売いたします。
限定10本となっております。お待ちしております。

さてさて前回のブログのつづきです…

4時間30分の手術を終え、手術室からハイケアーユニットという術後のケアーを
して頂く病室へと移動しました。もちろん移動中のことはまだまだ麻酔がかかってたので覚えていません。手術室に入ったのが午前9時、目を覚ましたのが午後3時過ぎ頃だったと思います。まだまだ朦朧としている頭ですが、’手術がおわった!!
私は生きている!!’ということが心の底から嬉しく思わず両手でVサインをしました。手術までの苦しく辛い日々を振り返ると…'あ〜これで終わった!!’と何度も何度も心の中で呟きました。

呟きながら…暫くまた眠ったのでしょうか…そして目を覚ますとベッドの横に
母、YummyさんKokoさんが立っていました。何を話したのかは未だ持って
思い出せないのですが、3人が会いに来てくれたことが本当に嬉しかったです。
後からYummyさんに聞いた話では午後2時半頃に執刀医の先生から電話があり
’今終わりました’ということと手術の内容を簡単に説明されていたそうですが
先生の声が本当に疲れていたそうです。その後、看護師さんからまた連絡が入り
’会いに来て上げてください’ということで再び病院へ向かったそうです。
長い長い1日を3人に過ごさせたと思うと本当に申し訳ないな〜と思いました。

母、Yummyさん、Kokoさんが帰った後、手術の助手の先生が来てくださり
’本当に大変な手術でした’と淡々と仰ってました。その後、麻酔科の先生も来られ
’血液が足らなく輸血をしようと思ったのですが、ぎりぎりの段階で輸血は
免れました。大変な手術でした’と再び言われました。それから何人かの
看護師さんが来られ涙目で’よかったね。よかったね’と何度も言われました。
そんな皆さんのご様子を見ながら’本当に大変な手術だったんだ’と心の底から思ったのと同時に、皆さんのお陰で無事手術を終えることが出来たことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

手術後はハイケアーユニットという24時間完全看護の病室で術後のケアー
をして頂きました。ひとときも離れず二人の看護師さんが交代でお世話くださいました。足の位置を変えてくださったり、口の中を潤してくださったり…と
何の苦痛もないように翌日の朝までお世話くださいました。本当にありがとうございました。

そんな皆様の手厚いケアーのお蔭で、術後1日目にしてヨタヨタ歩きですが歩く
ことが出来、術後のリカバリーの病室へ移ることが出来ました。しかし、お腹を
おへそのからその下20センチもの長さを切っているのでお腹の傷も痛く、
そして’腹筋’が効かないので、ベッドから起き上がる時が本当に大変で腕の力を
使いベッドの柵を両手で持って’ヨイショッ!’と掛け声をかけ身体を起こすのです。’トイレに行くにも命懸けや〜ん。そしてお腹の傷もまだまだ痛い!’といちいち心の中で叫んでいました。まだつづきがあるのですが…それにプラス…
点滴のスタンドを手繰り寄せ、そして心電図の小さい機械をパジャマのポケットに入れ、また痛み止めの小さなボトルが入った網目状の袋を首からぶら下げるという
かなりの重さのものを引っ張り、ぶら下げながらの移動は’修行かと思うほど辛い!!’と看護師さんに訴えていました。今思い出しても’よくやった!!私!!’
です。

術後3日ほどはお腹の傷の痛みがあり、痛み止めの点滴をず〜っと入れてもらっていました。3日目の夕方頃には痛みも治まり’痛み止めの点滴’も’とんぷく’も必要なくなり、そしていろいろとつながっていたものも順番に外してもらい
ちょっと身体も軽くなりました。点滴1種類、お腹からつながっているチューブだけになりました。そしてそして…術後5日目のお昼、約3週間の絶食が終わり
待望の’ランチ’をいただくことになりました!とは言っても…ほとんど水分の
お粥と水分の多いおかず1品とゼリーでしたが久しぶりに口にする食事は
とてもおいしく感じました!それから2日ほどすると’固形’のものが出され
それもおいしくいただきました。完食しているということで長い長い間
繋がれていた’点滴’とさよならすることが出来、思わず’嬉しい!!’
と叫び、看護師さんも’私も嬉しい!!’と言われ二人して大喜びしていました。
そして、その翌日にはお腹の管も外され’完全に自由の身’となりました。
身体が軽い!!自由はいい!!と心の底から思いました。

そんなすっかり元気になった様子を見た先生から’今週末、退院していいよ!’
と言われ益々元気になる私でした。退院までのあと3日ほどの時間は
ゆっくりとシャワーを浴びたり、ゆっくりと休んだりして身体をリカバー
していきました。点滴などもなくゆっくりと休めることにしみじみと幸せを
感じていました。退院の前夜は入院生活のこと、入院前の日々のことを思い出しながら、ここまで奇跡的に回復したのは本当に多くの方々に助けて頂いたお陰だな〜としみじみと思いました。感謝してもしきれいなほどの多くの愛と感謝を
受け取らせて頂きました。

退院間近に一人の看護師さんに’あなたは本当に運が強いよ!’と声を大にして言われました。この運を大事にしていきたいと思っております。
そして、またもう一度いただいた’命’を大切に大事に生きていきますね。

大変お世話になった先生方、看護師さん達、病院スタッフの方々、いつも私を支えてくえれた家族、友人達に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
そして’愛と感謝の日々の入院記’をお読みくださった方々に心より感謝申し上げます。

With all my love & thanks
Hiro




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