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Hiro's Diary

桜、桜…

西宮阪急の中の’桜’が満開でした。
それにしてもこんなに大きな桜の木をどんな風にして
このショッピングセンターに運んで来たのでしょうか…
早朝なのか?深夜なのか?運ばれている様子を見てみたかったです。
今日は雨と春休みいうことでショッピングセンターの中は人、人、人でしたが
この’桜の木’の周りには誰もいなく静かに桜の木を眺めることができました。
やっぱり…桜っていいですね〜。何とも温かいオーラと美しさとやさしさがあり
そばにいるだけで気持ちがほっこりとし幸せな気分になれます。

去年は確か…春分の頃はとても暖かく桜が咲いていました。
桜が大好きな父が入院先の病院から帰って来て、静かに窓辺で
桜の花を眺めていたことを思い出します。もうこれが最後に
見る桜のなのかな〜という表情をしていました。
桜が好きで、そして4月は父の誕生日なのですが、自分の
誕生日の日が大好きで、毎年誕生日前になると’もうすぐ誕生日やで’
と何度も嬉しそうに言ってました。

しかし、去年の父の誕生日は、最後の緊急入院となり父は病院で
誕生日を迎えました。もうこの頃は意識もぼんやりとなっていたので
自分の誕生日というのも自覚はなかったように思います。
そしてその約2週間後に息を引き取りました。父が亡くなった日は
本当に春らしいキラキラとした日で’晴れの日’が好きだった父が
この日を選んだのかな〜とも思います。父が亡くなってもうすぐで
一年。あっという間の一年でした。

この一年、私自身も癌を患い大変な日々でしたが、父のことを
思い出さない日はなかったですね〜。特別な思い出というのは
ありませんが、父の好物だったもの、父が歩いた散歩道、
自転車を乗っていた父の姿を思い出します。
長かったような短かったような’親子’でいれた時間でした。
もっとこうして上げればよかったな〜とか、して上げればよかったな〜
と思うことがありますが、この出来なかったことを今健在の母に
して上げればいいよね〜と思ったりしています。

以前、病院で働いていた時の上司の方が
’両親が元気でいるって本当に幸せなことだよ’と何度も私に
言われていました。そんな風に仰っていた先生は幼少の頃に
お父様を亡くされ、お母様は先生が40代の初めに亡くなられたのです。
若かった私は先生が言われている意味があまり分からなく
そうなのか〜というぐらいの気持ちで聞いていたのですが
遅まきながら今になって先生の言葉が胸に響きます。
永遠なんてないことがこの年になってようやく分かってきました。
時間を大切に過ごしていきたいとしみじみ思います。

桜の開花が楽しみです♪

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